Q

子どものごはんのことで、夫と意見が合いません。

夫と食べさせ方の考え方が違い、悩んでいます。下痢したり吐いたりせず、体重も平均的なら気にしなくて良いでしょうか?
1、 子どもが果物が大好きで、バナナ、みかん、りんごをよく欲しがります。夫がおかしよりマシだからとほしがるだけあげてしまいます。例えばバナナなら2本、その上みかん2個など、私は多いのではないかと思います。
2、 夜寝る前でも欲しがれば食べさせます。
3、 ウインナーや揚げ物、パンも食べるだけ与えます。
好きなだけ食べたいものを食べさせていいのであれば、私もイライラしなくてすむのですが、いかがでしょうか?ちなみに何でも食べる子ではなく、食べないものより食べるものをピックアップした方が早いくらいです。もっといろいろ食べて欲しいのですが、そのうち食べるようになるでしょうか?
(2歳1か月・女児)

A

家庭内のルールを決めたり、お子さんと触れ合い遊びを増やしてみて

たくさん食べてくれるのは嬉しい反面、食べ過ぎかな?この時間に食べるの?など、量や時間帯は確かに気になりますよね。子育てにおいては、ご主人や周りのご家族と意見が違うということも、ストレスを感じやすい要素になりますので、イライラしてしまうのも仕方ないと思います。

2歳1か月ということでしたので、一度にバナナ2本、みかん2個を食べていると考えると、確かに1回の量としては多いかもしれません。ですが、その前後に食事をどのくらい食べているかによっても、与えてよい量は変わってくると思います。また、就寝直前に食べる行為は睡眠が安定しにくいことや、歯への影響も考えられるため、あまりおすすめはしません。就寝前に欲しがったときには、お茶やお水だけにしてみるといいですよ。

 

食べたいものを食べ続けてしまう背景の1つに、実は『食べる』という行為が遊び感覚になってしまっている可能性が考えられると思います。遊んでいるようには見えないと思いますが、他にやることがないという状態です。おもちゃがあっても1人で遊びを見つけられなかったり、“どうしたらいいんだろう?”と困ったりしたときに、とりあえず手っ取り早く幸せな気持ちになれる『食べ物』を選択しているのかもしれません。また、からだが満腹感を感じにくい状態である、ということも考えられます。満腹感は目に見えないため、体内の感覚を頼りにキャッチしていくしかないのですが、目に見えないからこそ、分かりにくいものでもあります。

こういうときは、食べ物をあげるよりも“お父さん・お母さんと楽しく過ごす”時間を増やすことで、自然と食べ物を求めることが減るかもしれません。まだまだ年齢の小さいお子さんですので、ご家族と過ごす時間は、手足のマッサージ、おなかや背中をくすぐる遊び、抱っこしてグルグルなどの触れ合い遊びがおすすめです。お子さんのからだにしっかりと触れていくことで徐々に身体感覚が育ち、適切に満腹感を感じられるからだに育っていきます。

お子さんから食べ物を求められたときに、“食べ過ぎかな?”“この時間に食べるのはちょっと…”と思う場合は、すぐに与えるのではなく、こうした親子の関わり遊びをして触れ合い、楽しい時間に変えていくことで、徐々に食べ物を求めなくてももっと良いものがあると思ってくれるようになるかもしれません。

 

ご主人と考え方が異なるとのことでしたので、いずれかのタイミングで、食事に関するルールを家庭内で決めていけると良いと思います。たとえば、インターネットで『保育園 給食』などと検索すると、保育園の給食の写真が出てきます。保育園はその年齢のお子さんの適切な食事量に給食の量を設定していることが多いので、バナナやりんごなど、特によく召し上がる食べ物については、どのくらいの大きさがよいかを参考にしてみるのも一案です。

身体感覚が育ってくると、食べたいと思える食べ物が増えてくることも多いので、親子での楽しい触れ合いの時間を過ごしながら、からだも一緒に育てていけると良いですね!

 

※今回は、一般社団法人ぽけっと【臨床心理士】が回答しました。