Q

子どもに甘酒を飲ませても大丈夫?

甘酒が最近流行っていますが、子どもに飲ませてもいいのでしょうか。
飲む量など気を付けた方がいいことはありますか?
(3歳・女児)

A

お子さん用に選ぶときは「米麹」を原料としたものを選ぶのがおすすめです。

甘酒の主原料となるのは、米麹(+お米)または酒粕です。米麹を原料としているものであれば、アルコールが含まれていないのでお子さんに与えても問題ありません。また、米麹の方がお米のでんぷんを分解してできたブドウ糖やオリゴ糖などの自然な甘さがあります。オリゴ糖は腸内の善玉菌を育てる働きがあることで有名ですよね。そういった観点からも、お子さん向けには自然の甘味がある米麹の甘酒がおすすめです。

 

一方で、日本酒を作るときにできる酒粕を使った甘酒には、アルコールが微量に含まれていることがあり、大人でもアルコールに敏感な体質の人は反応してしまうことがあります。また、米麴と違って甘味がないため、ショ糖でできている砂糖などが加えられていることも多いのですが、ショ糖の甘さはブドウ糖の約1.5倍もあるので、甘味を強く感じやすくなっています。アルコール分1%未満のため、酒類ではなく「清涼飲料水」に分類されていますが、お子さん用に選ぶときは、冒頭でお話したように米麹を原料としたものを選ぶとよいでしょう。(もちろん、酒粕の成分にも優れたものが多く含まれていますが、そちらは大人が楽しみましょう。)

 

また、飲んだ時の反応には個人差があるので、はじめて飲ませるときは少量にし、様子を見ながら与えましょう。子どもはつぶつぶとした食感を嫌がることもあるので、最初はミキサーにかけたり、なめらかなタイプを選んだりするといいですよ!

100gあたりのカロリーは、ジュースや牛乳よりも高いことが多いので、食事の妨げにならないよう、食後やおやつのタイミングでコップ1杯くらいにとどめておくといいでしょう。牛乳や豆乳で割ると、甘酒特有の風味が抑えられ、飲みやすくなりますよ。
ほかにも、甘さを活かして砂糖代わりにお菓子作りや料理にも活用してみてくださいね!