アレルギーのない子にもからだにやさしい給食を

日本人の食生活の大きな変化から、食物アレルギーのお子さんが増えています。保育園に通うお子さんの3大アレルゲンは「牛乳、卵、小麦粉」です。もともと日本人は現在のように牛乳や小麦を日常的に食べる習慣はありませんでした。また、大量生産など効率を優先させるため質を軽んじてきました。こうした食生活の変化が、アレルギーの原因になってきたのは明らかです。アレルギーがあっても、そうでなくてもからだにやさしい給食にすることは、お子さんが生涯にわたって健康に過ごすことにつながります。

子どもたちに人気の変わり衣の野菜フライ 青のり風味の野菜フライ

青のり風味がおいしい保育園でも大人気のメニューです。野菜の分量の0.5%の自然塩をまぶしてから蒸すと、野菜本来の甘みと旨みが引き出されて、とてもおいしくなります。アスパラ、ズッキーニ、れんこんなど、お好みの旬の野菜も取り入れておいしくいただきましょう♪

さわやかな酸味がおいしいマリネサラダ ひじきのマリネサラダ

梅干しを作るときにできる梅のエキス「梅酢」は、殺菌効果があるのでウィルスや細菌による感染症を予防してくれます。乾燥したままのひじきを熱湯でゆでることで、水戻しとボイルを同時に済ませられます。すぐに食べてもいいですが、冷蔵庫でしばらくおいても味がなじんでおいしいですよ。

じゃがいもと豆乳のほっこりポタージュ じゃがいもの豆乳ポタージュ

重ね煮で作るやさしい味わいのポタージュです。濃度はお好みに合わせて水の量で加減して、夏はさらりと薄めに、冬はとろりと濃いめにするのがおすすめですよ。刻んだパセリやカラーピーマンを飾ってもきれいですね。

しっとりとした生地に、りんごとレーズンのやさしい甘さがおいしい りんごのおやき

素材のやさしい甘さを塩で引き出すノンシュガーのおやつです。
塩は海水から作られた自然塩がおすすめです♪炒ったくるみを加えてもおいしい、定番にしたいおやつのひとつです。