保育園の離乳食~大根・豆腐編~

保育園ではその日の乳幼児のメニューの食材を使った取り分け離乳食が基本です。
今回は、豆腐と大根を使った離乳食をご紹介。

豆腐は大豆の栄養が丸ごと摂れる植物性たんぱく質。離乳食ではなめらかで食べやすい絹ごし豆腐を選びましょう。消化吸収がよく、とろとろの形状にもしやすいので離乳食のたんぱく質デビューにぴったりな食材ですよ。
大根は生のものは辛みがありますが、ゆでることで甘みが出て赤ちゃんにも食べやすいです。野菜はやわらかくゆでるのが大変なので、大人用にゆでたものを取り分けして使うのもおすすめ。水分が多いものはとろみを付けることで口の中でまとまり、食べやすくなります。

ひき肉はさっとゆでてから 大根のそぼろ煮(離乳食9~11ヵ月頃)

噛むのが上手になってくると、ひき肉も食べられるようになります。ひき肉はいろいろな種類がありますが、脂肪分の少ない鶏ひき肉がおすすめです。一度ゆでて余分な脂分を除いてから使いましょう。
とろみを付けることで食べやすくなりますよ。

大人用から取り分ければ簡単 大根のつぶし煮(離乳食7,8ヵ月頃)

形が残っていても食べられるようになるこの時期は、野菜はつぶつぶが残る程度につぶしてあげましょう。
大根は細かく刻んでからゆでるとやわらかくならないので、少し大きめに切ってゆでるのがポイントです。大人用にゆでた野菜を使うのもおすすめ。
大根のほか、かぶなどを使ってもいいですね。

とろみを付けて食べやすく 豆腐のくず煮(離乳食5,6ヵ月頃)

豆腐と大根は、なめらかにすりつぶし、口当たりよく仕上げます。大根以外ににんじんやかぼちゃなどを使うのもおすすめです。
とろみがなく食べにくい食材は、水溶き片栗粉でとろみを付けてあげることで食べやすくなります。