グローバルに事業を展開するIT企業、と聞いて、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?
「クライアントの要望に応えるため夜遅くまで働いているのでは?」
「独身の若い男性社員が多い会社なのかな」
そんな勝手なイメージを抱いていた私(ライター竹内)の想像を、根底から覆していただいた今回のVoice企業インタビュー。
株式会社アイ・エム・ジェイ(以下IMJ)は、いまや国を挙げて進められている『働き方改革』を、何年も前から実践し、誰もが働きやすい職場を実現している企業だったのです。何よりも働くひとの人生を大切にするHAPPYな職場の秘密に、ぐっと迫ってみたいと思います。
育休復職率はなんと100パーセント、男性社員も取得。
3回連続育休を取得しているひとも!
IMJの勤務形態は、裁量労働制・フレックスタイム制・時短勤務制の3パターン。それに加え、在宅勤務制度を導入し、働き方の選択肢が幅広いことが特徴。安心して長く働けるよう、さまざまな工夫を凝らしています。それらの制度を利用し時間を上手く使うことで、個々人のライフスタイルに合った働き方ができるよう推奨しています。
竹内CEO「私が社長に就任する前から育児休暇をはじめとする諸制度はすでにありましたが、就任後整備したのは、在宅勤務制度です。条件も徐々に緩和し、育児・介護など明確な理由がある人はもちろん、ライフステージのさまざまなフェーズに合わせて働き方を柔軟に変えられるようにしました」
IMJには、エンジニアに限らず、アカウント職、ディレクターやデザインなどのクリエーティブ職、そしてデジタルマーケティング戦略を提案するコンサルティング職など、幅広い職種の人が勤務しています。現在社員は約600人、うち35パーセントが女性社員です。20代から40代中心の若い会社ですが、独身の人はもちろん子育て中のスタッフも数多く在籍しています。
女性の管理職は2ケタにのぼり、子育て中のママ部長も4名に。会社創立以来、延べ75人が産休・育休を利用しています。直近3年の育休復帰率はなんと100パーセントに達しています。男性ではまだ総数は少ないものの、1~3か月の短期で育児休暇を取得しているそうです。
時短で働くか、フルタイムで働くかの切り替え手続きもシンプルで、時短勤務は子どもが小学校6年生まで利用することができます。ロールモデルがたくさんいるので職場復帰しやすい、まさに子育てしやすい職場環境を実現しています。
なんと、なかには3回育児休暇を取得したメンバーもいるのだそうです。
竹内CEO「社員はON/OFFの切り替えがうまい人が多いです。私も休日は子どもたちと、特に息子とサッカーをして過ごしていますので、息子にはたぶん好かれていると思います(笑)夏休みもばっちりとりましたよ」
大道部長「トップや管理職が率先して休みをとってくれるので、社員も休みやすく、帰りやすいですね」