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食べないと分かっていても食卓に果物や野菜を並べ、美味しそうに食べるようすを見せてあげて
確かに同じように悩むお母さんで、母乳やミルクを与えなくなったらよく食べるようになったという話はよく聞きます。とはいえ卒乳のタイミングは人それぞれなので、いつのタイミングでの卒乳がいいのかは、一概には言えません。
食にあまり興味をもたず、身長・体重が増えない、など心配なようすがみられてくると、授乳の回数や与えるタイミングなどを考えてみるのもいいかもしれませんね。
お子さんは果物や野菜に興味がないとのことですが、ごはんや主菜のお肉や魚は食べているでしょうか?食べることに興味がないのではなく、特定の食べ物に興味がない場合は、周りの働きかけで変わることもあります。身近に年の近い子どもがいれば、そういった子どもたちが食べるようすを見て、自分も食べてみる気になることも多いです。果物や野菜を好きな形に型抜きしてあげるのもひとつの方法です。
好き嫌いもよく見られる時期なので、無理強いはできませんが、できれば一口食べて味を知り、好きな味・苦手な味…など、いろいろな食材に触れ、経験してもらいたいものですね。
果物や野菜が出てくる絵本もたくさんありますので、そういった絵本を読んであげることも、興味を持つことにつながります。食べないと分かっていても食卓に果物や野菜を並べ、美味しそうに食べるようすを見せてあげていれば、そのうちに食べてみたいというときが来ると思います。