日本の風土に合った給食

卵・乳・小麦をはじめとする食物アレルギーは、5歳以下の乳幼児が80%近くを占めています。年齢が上がるにつれて症状は落ち着いていくことが多いですが、ごはんとみそ汁を基本にした和食中心の給食を食べることで、アレルギーのある子どもはその症状が軽減し、ない子どもにとってもその予防になります。
また、お米には地元で採れた旬の野菜や豆類、魚介類などのおかずがよく合い、その食材や調理法を活かすことは、先人の知恵が詰まった伝統食やその文化を子どもたちに伝えていくことになるでしょう。

甘辛いさばのそぼろをごはんにのせた、ほっとする味わい さばそぼろ丼

野菜もたっぷり入っているので、作り置きしておくとお子さんのお弁当にもぴったりです。ゆでたコーンと青菜で三色丼にしてもおいしいですよ。
生のさばを使う時は、3枚おろしにしてスプーンでさばの身をかき出すのがポイントです。

生の大根は食べる胃腸薬 大根の梅酢漬け

大根はたんぱく質などを分解する消化酵素がたっぷり含まれています。
消化酵素類は加熱すると減少してしまいますが、昔から、焼き魚には大根おろし、刺身には大根のつまが添えられているのは、そのようなことを体験的に知り、食卓に生かしてきた先人の知恵といえますね。

ボリューム満点なおみそ汁 厚揚げと白菜のみそ汁

厚揚げを加えることでたんぱく質が増え、ボリューム満点なおみそ汁になります。
メインがお魚の日などにおすすめです。

地元でも大人気の素朴な味わい いももち

フライパンでこんがり焼き目を付けると、外はカリッと中はもっちりした食感になります。
焼かずにゆでて食べる地域もあります。しょうゆダレ、くるみダレ、ごまダレ等で、我が家ならではの味づくりを楽しんでくださいね。