今日は、第1回目ということで、さわりのお話から。
私は今1歳児クラス20人の担任をしていますが、
みんな愛おしく、みんな可愛い。
そして、それぞれみんな、手がかかる!!
"手がかかる"というと、"困らせる"というニュアンスに取られるかもしれませんが、私はその反対だと思っています。手がかかる、ということにこそ、保育や子育ての醍醐味があるんです!
実は最近、うちのクラスではちょっと保育の流れを変えました。
専門的な言葉でいうと、「一斉保育」から「流れる保育(担当制保育)」に変更したのですが、この説明は追々するとして、保育の流れを変更する前のある日の給食の風景です。
席についてスプーンを持って、いわゆる"お行儀良く"食べている子は約半分ぐらいでしょうか。
ニコニコしながら立ち上がりウロウロ。
お友達の席に遊びに行く子。
おみそ汁とお茶をひっくり返してテーブルの上に水溜まりを作るのを楽しんでいる子。
スプーンを口にくわえて歯をいじっている子。
隣の席の子のおかずに手を伸ばす子。
とにかくごはんしか食べない子……。
保育士たちは忙しく立ち回り、
はいはい、自分の椅子に座りましょうね
あらら、大洪水だ!ふきふきしなくちゃね
歯が折れちゃうからやめようね
○○ちゃんのごはんはこっちですよ
お野菜も美味しそうだよ、ひと口食べてみようね
もぐもぐ、かみかみおいしいね!
一人を座らせると一人が立ち上がる、
とにかく大人たちはバタバタと大忙しでした。