毎日の食事づくりを憂鬱に感じたことはありませんか?

はじめましてのごあいさつ

毎日の食事づくりを憂鬱に感じたことはありませんか?

私は、「誰か代わりに夕飯つくってくれないかなぁ」と思うこと、よくあります。

はじめまして。私は管理栄養士として、保育園の調理室で経験を積み、献立作成を担当してきました。出産後も、地方で2人の女の子を育てながら、保育園の給食のお仕事にさまざまな形でかかわっています。

「管理栄養士さんだったら、さぞかし栄養バランスのとれた素晴らしい料理を作るんでしょうね」と言われることもありますが、大してそんなことはありません。

※もちろん素晴らしい料理を作る管理栄養士さんもたくさんいますよ!

 

やはり仕事として食事を提供することと、自分の家族の食事をつくることとはちょっと違うのです。

いちばんの違いは食事を作ることだけをするのか、そうでないのか。

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日中の仕事を終え、子どもを保育園に迎えに行き、家に着いたら外は暗くなりはじめ、子どもは「おやつ食べたよね?」と聞きたくなるぐらいに「おなかすいた~」「なんか食べた~い」。

慌てて夕ご飯の準備です。

待ちきれない子どもは、どこから見つけてくるのかお菓子をみつけ食べ始める。

ようやくごはんの準備ができて「いただきます」の頃には、お腹が半ば満たされてしまい、好きなものだけちょこちょこ食べ、苦手なものなんて知らんぷり。

あ~あ。せっかく作ったのに。

「こら!ちゃんと食べなさい!」みたいなことありませんか?

 

そうこうしているうちに時計を見ると、もうこんな時間!

急いで食器を片付けて、お風呂の準備に、洗濯物もたたまなきゃ、部屋も散らかってるし、やらなきゃいけないこといっぱい。

 

そうです。やらなきゃいけないことがいっぱいあるのです。

食事を作ればいいだけではないのです。

 

子どもにもっとちゃんとした料理を作ってあげたいな。でも料理は得意じゃないし、時間もないし。どうしたらいいのかな。

そんな風に悩んでいるお母さんも多いはず。
私自身も悩めるお母さんです。元気いっぱいの2歳と3歳の娘に翻弄されながら、試行錯誤、喜んだり反省したりの毎日です。
そんな日々から気付いたこと、また、専門的な視点から意識していることなどを、たわいもない日常の風景とともにお伝えしたいと思います。