Q

どの程度の味の濃さにして良いのか困っています

食材そのままの味で食べるもの(納豆、卵、トマト、コーンなど)もあれば、味付けをしっかりしないと食べないもの(調理法にもよる)もありどの程度の味付けにしたら良いのか献立を考える度に悩んでいます。
大人と同じ味付けだと濃いと思い薄くしているのですが、好みの味じゃないのか結局食べてくれず、ほとんど残されてしまいます。
また、新しい見た目の料理だと警戒して、他の調理法では食べていた食材でも食べてくれなくなります。大人が食べて見せて「美味しいよ~」と誘ったり、口へ運んであげたりするのですが、できれば自分で進んで食べて欲しいです。
味付けはどの程度の濃さにしてあげたら良いでしょうか?市販されているレトルト食品や冷凍食品では子どもには味が濃すぎますよね?また添加物も体に良くないのでは…と気になります。気にしすぎでしょうか?
(2歳・女児)

A

しょっぱいと感じるほどでなければ、大人と同じ味付けにだんだん近づけていって大丈夫。

味付けについてのご相談はとても多いです。

2歳児ですと、完了期も終わり幼児食ですよね。理想を言えば、大人がおいしいと思える味付けよりは、薄い味の方がいいでしょう。でも、しょっぱいと感じるほどでなければ、大人と同じ味付けにだんだん近づけていくことで良いと思います。

 

目新しい食材や目新しいお料理は警戒してしまうとのことですが、保育園での様子を見ていても、お家で食べ慣れていないものに関しては、手を伸ばさないお子さんが多いのも事実です。2歳半から3歳くらいまでの間に、いろいろな食材を使って様々な調理法で作ってあげると、ちょっと口に入れただけでも、子どもは舌で覚えているものです。きっと、のちのち、食べてくれると思いますので、お母さんも大変だとは思いますが、根気よく食卓に並べてあげてほしいと思います。

口に運んであげるのも大変ですよね。2歳児ですと、そろそろ自分で食べてくれるようになる時期です。まわりの大人が声がけしたり、美味しいねと言いながら食べたり、食事の時間が楽しいと思える環境を作っていらっしゃることはとても素晴らしいことだと思いますので、是非継続してくださいね。そして、自分で食べたいという意思が見えた時には、お子さんに手づかみで食べてもらったり、スプーンやフォークを触ってもらったりして自分で食べられる環境にシフトしてあげられたらいいと思います。

 

添加物などが気になるようでしたら、お母さんの手作りにすると安心だとは思いますが、疲れている時は無理せず、今日は無理をしない日と決めて、市販のものを使うこともお母さんにとっては必要なことです。時には息抜きもしてくださいね。