子どもが喜ぶ“ちょこっとデコ”<br>~ごはん編~

初めまして、荻原 幸子と申します。

 

私には娘が2人おります。

長女(5歳)は離乳食の頃から少食。

次女(3歳)は気分で食べる量がまったく違う、食べムラがあります。

 

成長期の子どもたちに、特にしっかり食べてほしい朝ごはん。

元気に遊ぶ、集中して学ぶために、エネルギーになる食事は欠かせません。

 

私の娘たちは決して朝が強いタイプではありませんし、食欲も控えめですが、ひとくちでも食べてみようと思うように、見た目をちょっと可愛くしたり、食べやすい大きさにしてみたり、試行錯誤しています。

 

少食、食べムラ、好き嫌い。

子どもの食の悩みは尽きません。

また、子育てにお仕事に忙しいけれど、キャラ弁やデコごはんを作ってみたいというお母さんやお父さん。本当に簡単な作業だけど、「なんだか可愛い」ごはんは作れます!

 

そんなちょっとしたデコごはんが、同じように悩む誰かのお役に立てたら幸いです。

 

1回目のテーマは「ご飯」です。

 

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まずは「三角おにぎり」。

 

ひとくちサイズのおにぎりです。

 

型は不要で、すぐ出来ちゃいますよ。

 

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作り方

①ティースプーンに軽く山盛り一杯のごはんをラップに取る。
②茶巾状にキュッと丸く握る。(あまりきつくねじらず、軽くまとめます)
③②のおにぎりの三辺を指でつまみ、三角形に整える。
④焼き海苔を帯状にちぎり、ラップを取ったおにぎりに巻く。好みでゴマや小さく切った海苔の目をつける。

 

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お弁当に入れても可愛いですよ。

 

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続きまして、「スティックおにぎり」です。

 

のり巻きせんべいみたいですが、小さな手でも持ちやすく、ぱくりと食べられちゃいます!

 

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作り方

①ティースプーン2杯分程度のごはんをラップに取ります。
②ごはんが棒状になるように細くまとめます。
③ラップを両側からねじり、形を整えます。
④焼き海苔を幅の広い帯状にちぎり、ラップを取ったおにぎりに巻きつけます。
☆海苔をまだ上手く噛み切れないお子さんには、細い帯状の海苔をしましまに貼り付けるのも良いかと思います。

 

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応用編として、ゴマの目をつけたり、三角にちぎった海苔を耳に見立てて貼り付けたり、ごはん粒で手をつけると可愛いです。

 

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次はお茶碗のごはんです。

 

写真では納豆を使っていますが、そぼろや炒り卵などでも良いです。

 

 

作り方

①お子さんの食べる量に合わせ、ごはんをラップに取ります。
②ふんわりと、やや楕円形に丸く握ります。
③お茶碗の下寄りにごはんを入れ、上寄りに納豆を入れます。
④細く切った焼き海苔(ここでは市販の刻み海苔を利用)で髪の毛、たくわんでリボン、ゴマで目、練り梅で口とほっぺを赤くして出来上がり。(③のままだとパーマをあてたばかりのお母ちゃんですが、一応④でふわふわ帽子をかぶった女の子になったつもりです。念のため。)

 

 

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最後に、「のの字巻き」です。

いわゆる海苔巻きですが、うずまきがひらがなの「の」に見えることからのの字巻きと言います。

 

こちら、芯を巻き込まないので比較的簡単に作れます。

海苔巻きはむずかしそうだな…と思う方も、試してくださると嬉しいです。

 

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作り方・前編

①巻きすにラップを重ねておき、焼き海苔(半畳)を乗せます。
②海苔の上の方1センチくらいを開けておき、ごはんを敷き詰めます。手前の1センチくらいのごはんは厚めにおきます。
③巻きすとラップの端を持ち、手前側を折りたたみ、しっかり押さえます。
④写真のような感じになります。

 

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作り方・後編

⑤折りたたんだ部分を芯にし、転がすように奥に巻いていきます。
⑥巻きすでくるんだまま、しばらくおきます。(その間におかずの準備などを)
⑦巻きすを取り、ラップの重なっている部分を剥がします。
⑧水や濡れた布巾で軽く湿らせた包丁で、ラップごと約1センチ幅に切ります。
ラップを取り、ゴマで目をつけ、盛り付けて出来上がりです。

 

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応用編として、具なしの海苔巻きは上に具を乗せるのも簡単でおすすめです。

 

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以上、4つご紹介しましたが、どれか1つでも「やってみようかな」と思っていただけたらうれしいです。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

HAPIKUサポーター/荻原 幸子(オギワラ サチコ)

気分で食欲にムラのある3歳、離乳食期から少食な5歳の姉妹を育てている主婦です。
娘たちに食事の時間を楽しんでほしい、食べることを好きになってほしいと思い、ちょっと可愛らしさもありつつ、食べやすいごはん作りを目指しています。
調理師・幼児食インストラクター・食育アドバイザーの資格を活かして、日々のごはん作りを頑張るママやパパの手助けが少しでも出来たらと思っています。

 


 

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