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ジャムパンが大好き!でも栄養面は大丈夫?

離乳食完了後から、パンが好きでパンばかり食べていました。手掴み食でも、おやきなどお好み焼きも拒否して丸いハンバーグっぽいのも食べてくれませんでした。熱を出したのをきっかけに食べれる物をと思い出したジャムパンが好きになってしまい、ご飯やおかずを出しても「ジャムパンを出して」と言う感じに泣き騒ぎます。思い通りにならないと、床におでこをぶつけて不満を表しています。
ここ最近保育園などに預ける事があるので、そこではご飯やおかずを完食しおかわりまでしているそうです。家ではジャムパンや野菜入りバナナミルク、ホットドッグなどしか食べてくれません。甘いジャムパンばかりでいいのか心配ですし、栄養は大丈夫なのかってのが悩みです。
出来れば保育園みたく家でも普通に食べてくれたらなと思います…食べないご飯を出して、食べなかったらさげて1、2食抜いても大丈夫とは聞きますが、やはり気になってしまいバナナミルクだけでも飲んでとなってしまいます。ご飯の改善をしたいのですが、我慢して好きなのをあげるしかないのでしょうか。
(1歳9ヵ月・男児)

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お腹を空かせるようにして、ジャムパン以外も食べたくなるように習慣作りをしていきましょう!

甘くてやわらかいジャムパンがやみつきになってしまったようですね。体でうったえるほど大好き、となると、あげずにはいられなくなるお母さんの気持ちも分かります。でも、ジャムパンが中心の食事が続くと栄養の偏りが心配です。薄味の食事では満足しにくくなり、偏食が深刻化する心配があります。

保育園の給食は完食しているのですぐに影響が出ることはないかもしれませんが、毎日の食習慣の基礎となるお家での食事をととのえていきましょう。

 

1.食事中の態度を見直そう

保育園ではお友達と一緒に食べるので、お子さんも「楽しいから食べてみよう」という気持ちが芽生えやすいのですが、お家では親に「甘えたい」「かまってほしい」などの気持ちが強くなり、ついわがままになっているのかもしれません。その場合、それを“わがまま”と捉えるのではなく、できるだけお子さんに目線を向けて腰を落ち着け、そばで「一緒に食べよう」という姿勢を続けてみましょう。

お子さんが親から“大切にされている”という安心感を持つようになり、少しずつ様子が変わっていくかもしれませんよ。

 

2.食材に興味を向けさせよう

今はまだ、お子さんに「栄養が大切」という話をしても理解してもらえないかもしれませんが、「毎日元気で過ごすためには、お魚さんやお豆さん、野菜たちも食べると良いんだよ」と話しかけながら、目の前にバランスの良い食事(多品目の料理)を並べておいしく食べている姿を見せていきましょう。

この方法はすぐに効果が出るとは言えませんが、毎日続けて習慣にすることがポイントです。
丼もの、麺類だけといった単品メニューよりも、給食のように小皿に盛って並べてあげると、言葉だけではなく視覚からも意識させやすくなりますよ。

また、お家での食事の時間がつまらないという理由も考えられます。そんな時は「この料理には何が入っているかな~?」「あ、しらすが出てきたよ」「この匂いは何だと思う?」などといった、クイズ感覚で食材へ目を向けさせてみるのはいかがでしょうか?気になる食材を見つけて食べたくなる気持ちが湧いてくるかもしれませんよ。

 

3.お腹を空かせよう

お子さんによっては、小食でも体に影響がないというケースもあるので、無理に目標量を目指す必要はありません。お腹が空いたとき=体が食事を要求するタイミングと考えれば、お腹が空いていない時にはバナナミルクだけ、ということがあってもいいと思います。
むしろ、お腹を空かせていないと好物以外は口にしない確率が上がりますので、しっかりと体を動かす遊びに付き合ってお腹を空かせるようにしてみてくださいね。

 

4.今、口にするものにプラスしよう

ところでバナナミルクは市販品でしょうか?手作りであれば甘さを控えて作ることができますし、そうでなくてもバナナミルクに「きな粉」や「フォローアップミルク」を加えると、必要な栄養素を補給しやすくなりますよ。(不足しがちな鉄分、カルシウム、食物繊維など)
お子さんが飲んでくれるか様子を見ながら、少しずつ量まで増やしていくと◎。粉が溶け残ると口当たりが悪くなり、飲まなくなることがあるので飲ませる前に溶け切っているか確認すると良いですよ。

現在の身長や体重の状態に問題がなければ、食べさせることに意識を向けるよりも、食習慣をととのえていくことを心掛けましょう。

食事ばかりに時間をかけられないかもしれませんが、できそうなことから取り組んでみてくださいね!

 

今回は、【管理栄養士】が回答しました。