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辛いもの、脂っこいもの、塩気の強いものは大人とは別の調理法・味付けにしてあげて
1歳半頃までは完了期とも重なるので、この頃の味付けは離乳食の延長と考えて、だしがメインの薄味がいいですね。1歳半~3歳ぐらいまでは、まだ薄味ですが、煮物や蒸し物や炒め物なども徐々に増やしていって大丈夫です。
基本的には、2歳を過ぎれば、刺激物を除いた上で大人と同じメニューでも構わないのですが、3~4歳では、脂っこいメニューや塩気の多いものなどは別の調理法にしてあげるほうがいいでしょう。麻婆豆腐やカレーなど辛いもの、ラーメンなどのこってりとしたスープなども同様です。
たとえば、カレーや麻婆豆腐などは、子どもの分を途中で別鍋に取り出して、牛乳を加えて甘口にしてみたり、だしを加えてのばしてみたりしたらどうでしょう。お魚の塩焼きなどは、塩はかけなくても海水の塩分だけでもよさそうですよね。
4~5歳ぐらいになれば、大人と同じ調理法や味付けでもいいと思います。ただし、刺激物は除いてくださいね。
一般的には、離乳食完了期を卒業すると、1歳6ヵ月頃から幼児食に移行します。HAPIKUでご紹介している幼児食はその考え方に沿っています。
保育園の給食は、基本的に薄味になっており、だしの風味で食べられるくらいの味付けでしょうか。完了期を過ぎた子どもたちには、年齢に関係なくその味付けで提供しているところが多いと思います。