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気軽に口に運べそうな工夫をしてみてはどうでしょう?
2歳になり、好きな味・そうでない味などが出てくるのは成長の証しです。
でも、だからといって食事が偏ってしまうことも避けたいですよね。
「ごはんは噛むほどに美味しい」と言われるように、ごはんにも美味しさがあります。
ただ、子どもが 味が分かりやすい「おかず」の方を好むということは、よく見られることです。もう少し大きくなってくれば、おかずだけ先に食べてしまうのではなく、ごはん・おかず・汁物をバランスよく食べていくことを教えることができますが、2歳児さんにとっては、目の前にある一番おいしそうなものから食べたくなる、という気持ちは、きっとなかなか抑えられませんよね。
ふりかけをかけたり、おかずと混ぜたり、お茶漬けにしたりすれば、きっとごはんを食べたりすると思います。でも、結果的に「ごはん」を食べたことにはなりますが、「白米」を味わったことにはなりません。もちろん味付けをしたごはんを与える日があってもいいと思います。毎日白いごはんを茶碗によそっても食べてくれない状況が続くのもかなしいものです。
白いごはんを食べてもらう方法として、例えば、「お茶碗によそうごはんの量を、はじめはとても少なくしておく」「ちいさなおにぎりにしておく」など、気軽に口に運べそうな工夫をしてみてはどうでしょう?
あとは、おかずだけでお腹がいっぱいになってしまわないように、おかずも少し少な目に盛り付けておくといいでしょう。
そうしているうちに、きっとごはんもたくさん食べるようになってくれると思います。子どもの好き嫌いも変化していくものです。
色々とお伝えしましたが、お子さんはきっと、お母さんの作るおかずが美味しいのだと思います。それも嬉しいことですね!