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いか、たこ、こんにゃくなどはいつから食べさせていい?

いか、たこ、こんにゃくなど、弾力があって噛み切りにくいものはいつから食べさせてもよいのでしょうか?毎月保育園の献立ではたびたび登場する食材のようなのですが、アレルギーチェックをするにあたり、家庭でいつから食べさせてよいのか、どう調理すればいいのか悩んでいます。
(1歳・男児)

A

調理に手をかけてあげれば幼児食からOKです。

どの食材も弾力があって噛みごたえがあるので、お子さんの顎の力をつけさせる上ではぜひ食べさせたい食材のひとつですよね。ただ、奥歯が生えそろわないうちはなかなか噛み切ることが難しく、与え方によってはそのまま飲み込んで消化不良を引き起こしたり、窒息に繋がりかねないので十分注意が必要です。

 

・柔らかくなるまで長時間ゆでる(いか・たこの場合。こんにゃくは長時間ゆでても柔らかくなりません。)
・細かく刻んだり、すり潰す

この点に気を付ければ、幼児食に切り替わる頃から食べさせることができます。

 

ただし、いかに関しては、重大なアレルギーの原因食品として食品衛生法で指定されている27品目に含まれているので、特に慎重にあげるようにしてください。(例えば、はじめて食べさせる時は、病院の開いている日の午前中にする/ひとさじ程度から始める/食後から数日間の体調の変化に注意する、などです。)

 

いか・たこは、焼いたものや干したものは固くなりやすいので、新鮮なうちに長時間煮込むか圧力鍋を使って柔らかくしたものがおすすめです。固いままあげてしまうと噛まずに飲み込んでしまう癖がついてしまうことも考えられるので、上手に噛み切れるようになる3歳くらいまでは、急いで与える必要はないでしょう。

こんにゃくについては、糸状に加工された白滝(糸こんにゃく)があります。苦味や臭みを除くために下ゆでし1cm以下に切ったものなら1歳くらいでも食べやすいと思います。2歳を過ぎて噛む力がついてきているようでしたら、1cm幅の短冊切りにしたこんにゃくも食べられると思いますよ。それでも便に混じって出てきてしまうようであれば、食べることはできても消化能力が追いついていないと考えられるのでもう少し経ってからあげるようにしましょう。あまり多くはありませんが、こんにゃくの原料となるこんにゃく芋はサトイモ科の植物ですので、山芋や里芋にアレルギーがある場合はいかと同様に与え方に注意が必要です。

 

いか・たこ・こんにゃくはよく噛む習慣をつけさせていくことで、お子さんの成長にはメリットがたくさんありますよ。

・食べすぎ防止
・味覚の発達を促す
・脳を活性化させる
・虫歯予防
・集中力を高める

など。他にもまだまだあります。

 

近年の食生活は柔らかくて食べやすいレトルト食品や外食メニューが多く、お子さんが喜ぶようなひき肉を使った料理や麺類などが日常的に並ぶご家庭も多いのではないでしょうか?(ハンバーグ、ミートボール、ラーメン、スパゲティなど)
そういう食事を続けていると、あまり噛まなくても飲み込みやすいので噛む回数が極端に少なくなることも考えられます。(10回も噛めていないかも…)

噛む習慣というのはすぐに身につくものではないですが、食材選びで意識させることはできます。

・シャキシャキカリカリとした食感(歯ごたえのある果物、生野菜)
・適度な弾力と固さのある食材(貝類・丸ごと食べられる小魚・海藻・根菜・青菜・豆類・ナッツなど)

こういった食材を毎日の料理に取り入れ、「どんな音がするかな?」などの声がけでお子さんに噛むことを促してあげると、噛みごたえのある食材も喜んで食べられるようになりますよ。

目標は一口30回!これを機に大人の方もお子さんと一緒に噛む習慣をつけてみてはどうでしょうか?一緒にやろう、という姿勢はお子さんのやる気アップにも繋がります!

※今回は、【管理栄養士】が回答しました。