Q

自分で選んだものを食べない時は?

元は毎朝私が用意したご飯を食べさせていました。そのご飯もその時の気分じゃなかったりで、食べたり食べなかったりしていました。毎回せっかく作ったのに残ったご飯を自分で食べないといけないのは辛いです。
最近第3子を妊娠中ということもあり、残されるのも嫌だったので毎朝、子供たちに「ご飯何なら食べれる?」と聞くようになりました。長女は自分で言ったものは必ず食べます。次女は自分でヨーグルト食べる。パン食べる。ハンバーグ食べるなど主張してきます。しかし、自分で食べると言った割に結局一口も食べないということも多々あり、イライラが募り怒ることが増えてしまいました。
朝ごはんのときだけでなく、食事中ふりかけして食べる!といった割にふりかけをかけると食べないことなどもよくあります。
ちなみに、保育園のご飯は毎回完食です。家に帰ってきてからはまだお腹がすく!とお菓子などを食べます。そして夜ご飯はパパも一緒にいるとよく食べます。食べることは大好きで、テーブルに食べ物があると行ったり来たりで食べ続けてしまうこともあります。
自分が食べたいと言って食べなかったものを残しておいて再度夜に出すべきでしょうか。それとも、そもそも子供たちに何を食べるかを聞くのをやめて、同じものを出す元のスタイルに戻すべきなのでしょうか。作ったご飯を残されるのも辛い、でも保育園に行くために食べさせなくてはいけないから食べれるものを食べさせなくては。。
と色々考えてしまい、どのように対応することがよいのか分からなくなってしまいました。なにかアドバイスあればよろしくお願いいたします。
(2歳10ヵ月・女児)

A

時には「食べなくても大丈夫」と割り切ってOK!

わが子にもよくあることなので、お気持ちはよく分かります。何を食べたいか質問した時には確かに「それが食べたい」という気持ちだったのに、食事時間を迎える頃には気分が変わってしまう…「せっかく選ばせたのに何だったの?」という気持ちを何度も味わってきました。

そもそも子どもは体と心が発達している途中なので、気分が変わりやすいのは仕方ありません。あることで遊んでいても、集中力が切れて他のことに気が移ることと同じです。でも、もしお母さん自身がお子さんのリクエストに答えて用意することが大変、と感じているのであれば、お母さんが決めたものを出す方法に戻してみるのも良いと思いますよ。

また、状況によってはしっかりと食べていることから

  • 寝起きで食欲がない
  • 朝食の時間を楽しみに感じられない
  • 「食べさせなきゃいけない」というお母さんのプレッシャーが、お子さんに伝わっている

といったことが考えられます。朝食は食べてほしい量ではなく、お子さんがいつも食べられる量(ひと口だけでもOK)を用意しましょう。それも食べてくれない時は、「給食や夕食はいっぱい食べられそうだね」などと声かけをしてみてください。
また、お子さんの食欲がわいた時にすぐ出せるよう、牛乳や豆乳、チーズ、ヨーグルト、果物などを常備しておくといいかもしれませんね。

 

そして、お母さんの認識を【〇〇ちゃんは朝食をあまり食べなくても元気に過ごせるし、楽しい時にはちゃんと食べられるから大丈夫】と変えてみることをおすすめです。

姉妹で比較したり、食べないことにだけ焦点を当てると、朝食の時間がどんどん嫌いになっていくこともありますので、時には「食べなくても大丈夫」と割り切り、お互いに朝の時間を快適に過ごせるように取り入れてみてくださいね!

 

今回は、【管理栄養士】が回答しました。