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時には「食べなくても大丈夫」と割り切ってOK!
わが子にもよくあることなので、お気持ちはよく分かります。何を食べたいか質問した時には確かに「それが食べたい」という気持ちだったのに、食事時間を迎える頃には気分が変わってしまう…「せっかく選ばせたのに何だったの?」という気持ちを何度も味わってきました。
そもそも子どもは体と心が発達している途中なので、気分が変わりやすいのは仕方ありません。あることで遊んでいても、集中力が切れて他のことに気が移ることと同じです。でも、もしお母さん自身がお子さんのリクエストに答えて用意することが大変、と感じているのであれば、お母さんが決めたものを出す方法に戻してみるのも良いと思いますよ。
また、状況によってはしっかりと食べていることから
- 寝起きで食欲がない
- 朝食の時間を楽しみに感じられない
- 「食べさせなきゃいけない」というお母さんのプレッシャーが、お子さんに伝わっている
といったことが考えられます。朝食は食べてほしい量ではなく、お子さんがいつも食べられる量(ひと口だけでもOK)を用意しましょう。それも食べてくれない時は、「給食や夕食はいっぱい食べられそうだね」などと声かけをしてみてください。
また、お子さんの食欲がわいた時にすぐ出せるよう、牛乳や豆乳、チーズ、ヨーグルト、果物などを常備しておくといいかもしれませんね。
そして、お母さんの認識を【〇〇ちゃんは朝食をあまり食べなくても元気に過ごせるし、楽しい時にはちゃんと食べられるから大丈夫】と変えてみることをおすすめです。
姉妹で比較したり、食べないことにだけ焦点を当てると、朝食の時間がどんどん嫌いになっていくこともありますので、時には「食べなくても大丈夫」と割り切り、お互いに朝の時間を快適に過ごせるように取り入れてみてくださいね!
今回は、【管理栄養士】が回答しました。