「食べてみたい!」につながる♪2歳前後からできる台所しごと6選

2歳前後でもできる台所しごと、たくさんあります!

準備ができたらいよいよ台所しごとのスタートです。簡単にできる6つの作業とそのポイントを紹介します。

 

玉ねぎの皮むき

用意するもの:玉ねぎ、新聞紙またはチラシなどの敷き物、ボウルやザルなどの入れ物

 

玉ねぎは通常、上と下の端を包丁で切り落としてから皮をむく方が効率的ですが、敢えて丸ごと手渡します。すると子どもは、さまざまな感覚器官を使って玉ねぎ全体の形を感じ取ることができます。重さ、形、匂いなどを一緒に観察しながら、お料理には皮をむいた中身を使うことを伝えます。

「皮むきする?」と聞いてみて、興味を持っているようであれば渡してみましょう。苦戦しているようであれば、上と下の向きとむきやすい方向(上=玉ねぎの頭から下=玉ねぎのおしりに向かって皮を引っ張る)を伝えると、スムーズにむけるようになります。

 

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豆のさや取り(そら豆、グリーンピース)

用意するもの:さや付きの豆、新聞紙またはチラシなどの敷き物、ボウルやザルなどの入れ物

 

<そら豆>

子どもたちに人気の絵本にも登場しているそら豆。ふかふかのベッドに収まっている様子を見たら、ワクワク、興奮する子もいるでしょう!ただし、そら豆はさやが硬く力がいるので、初めに大人が指でぐっと割れ目を入れてから渡すと、子どもでも豆をつまみ出すことができます。

 

<グリーンピース>

グリーンピースのさやはとてもやわらかく、弱い力でもむきやすいので、実はとても子どもが扱いやすい食材です。4~5月頃しか出回りませんが、さやごと手に入る旬の時期にぜひ子どもと一緒に触れてみてください。緑の豆が嫌いな子どもも、さや取りをすると食べてみようという気持ちにもつながるようです。また、グリーンピースが苦手な大人も、さっと加熱(少量の熱湯で塩ゆで、または蒸す)した新鮮な豆を食べたら、グリーンピースに対する印象が変わると思います。少しだけ酒を加えて炊いたご飯に、さっと加熱した豆を混ぜる「グリーンピースご飯」もおすすめです。

 

ピーマン、パプリカの種取り

用意するもの:ピーマンまたはパプリカ、新聞紙またはチラシなどの敷き物、ボウルやザルなどの入れ物

 

種を取ったあと、みじん切りで使用する場合は、玉ねぎ同様、丸ごと渡してみましょう。ヘタや種の位置を確認しながら手で実に穴を開け、中の種をほじくり出します。

実の部分をきれいな状態で使用したい場合は、あらかじめ縦半分に包丁で切っておきます。このとき、ヘタの下に切り込みを入れておくと、ヘタと種、ワタがきれいに取りやすくなります。

※写真は作業前に敷物を敷かなかったため、種が散らかった様子です。細切りにして料理するため、ヘタの下に切り込みを入れてから渡しました。

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