「ぼくがつくる!わたしがつくる!子ども用レシピブック」の第二弾「のりまき」編をお届けします!
このレシピブックは、「子どもと、料理をしよう」という、大人向けのレシピではありません。「子どもが、自分で、料理をする」そんな挑戦のための、ひらがなレシピです。
レシピをプリントアウトして、お子さんに渡してあげてください。レシピを自分で読み解く楽しさ、それを自分で作りあげるワクワク感、そして家族が食べてくれる嬉しさを、感じていただけますように!
さて、今回の「のりまき」は、まきす不要!包丁不要!のお手軽のりまき。
小さめの海苔にご飯をしき詰めて、具を全体に散らし、くるくるっと巻くだけ!
まずはレシピどおりに。慣れてきたら、具を増やしたり大きい海苔を使ったりとステップアップしてみてくださいね!
のりまきレシピをダウンロード
包丁いらずの 海苔巻きレシピ
《材料》4本あたり
- のり 全形 1枚
- ごはん 140グラム(大人用茶碗 一膳弱)
- 具材 しらす、鮭フレーク、たたき梅、いり卵、コーン、ゆかりふりかけなど、細かくて全体に広げられるもの
《器具》
⬜︎子ども用スプーン ⬜︎まな板(お皿・ラップ・まきすでもOK) ⬜︎小さいボウル(手につける水を入れる)
《作り方》
1.海苔を切ってまな板に乗せる
海苔は全形を1/4の正方形に切りまな板(お皿やまきす、ラップの上でも)に乗せる。キッチンバサミを使うか手で折ってから切る。*小さめに切ることで、子どもの手でも巻きやすくなります。
2.ごはんを海苔に広げる
奥1㎝を空けてごはん(子ども用スプーン2杯分、35g程度)をしき詰める。このとき指先をぬらして、ごはんつぶを広げていくようにすると良い。
*均等に広げられなくても、ちゃんと海苔巻きになるから大丈夫です!お子さんに自由にやらせてあげてくださいね。
*ごはんつぶが手につくのを嫌がるお子さんは、スプーンやしゃもじで広げてもOK。
*奥1㎝にごはんを乗せないことで海苔巻きがパカっと広がりにくくなります。
3.具材を乗せる
ごはんの上に具を散らす。
*具によっては量が多すぎると巻きづらくなるので、声がけしてあげてください。とはいえ「具を入れ過ぎて巻きづらい!」という失敗から学ぶこともあると思います!
4.巻く
手前から奥に向かってクルクルと巻き込む。巻き終わりを下にして、お皿に置いて5分ほど待つ。
*広げた新聞紙をクルクルして剣を作る、あの感じです!
*5分置くことで、海苔とごはんがくっついてくずれにくくなります。もしお子さんが「今すぐ食べたい!」と言った場合は、尊重してあげてください。出来立てをほお張るおいしさは格別!!
5.盛り付け
お皿を選んで(これも お子さんが!)、盛り付ける。
*海苔巻きを切るのは少し難しいので、そのままかぶりついてOK!お子さんから頼まれたら切ってあげてください。
*切るときは包丁の刃を前後に大きく動かしながら切りましょう。ぬらしたキッチンペーパーを用意して切るたびに包丁をきれいに拭くと、断面がきれいに切れます。