Q

ご褒美が習慣化してしまわないか心配です

苦手な物を残さずに食べたとき、ご褒美として何かあげていますが、習慣化してしまわないか心配です。
(2歳・男児)

A

苦手なものが食べられたら言葉かけのご褒美を!

ご褒美として何かをあげていらっしゃるとのこと。ご褒美とはどのようなものでしょうか?

普段苦手でなかなか手が伸びないものを食べてくれたらうれしいですよね。そんな時は、ママやパパが笑顔で「あらあ、よく食べたね。美味しいよね?」と言葉の魔法をかけてあげるといいと思います。ご褒美も、お菓子やアイスなどの甘いものではなく、言葉かけのご褒美だったら素敵ですよね。お菓子などは習慣化しやすく、また虫歯も心配ですので、あくまでもおやつとして食べさせるようにしましょう。

2歳のお子さんだと、子どもの顔に近づけてみるとお皿も意外と巨大化して見えることが多いようです。普段なかなか手が伸びない食材などがあったら、小さなお皿に少しだけのせて様子を見てください。ママやパパが美味しそうに笑顔で食べている姿を見て、食べてみようかな、という心が芽生えてきます。お皿がピカピカになったとき「ピカピカになったね。うれしいね」と言ってあげると、子どもはうれしさが倍増するように感じます。

2歳から3歳くらいは、いろいろな味が分かり始める時期です。この時期は食事をみんなで食べることが楽しいな、いろいろな味がする食材があるのだなということを伝える時期なので、目線を変えて、お弁当箱に普段食べない食材を入れつつ大好きな食材も詰めて公園へ行き、みんなで食べてみるのもお薦めですよ。