よく「苦手な野菜はおうちで家庭菜園して育ててみたり、一緒に料理してみたりするといいですよ」とは言っていましたが、こんなにも効果が出るなんて驚きました。
もちろん個人差はあり、この流れにのって次女も?!と思いましたが、「〇〇ちゃん、ピーマン、いらん。」と、安定の拒否。笑
結局ひとくちだけかじって終わりました。
そして今日の夕飯はというと、なすとピーマンと牛肉をみそで炒めたもの。
あえてピーマンを使った料理を出してみました。すると、
「あ!ピーマン!」とパクリ。
「〇〇ちゃん、ピーマンだいすきなんや~」と。
・・もう、驚きしかありません。
その後も、次女のお皿に入ったピーマンも「食べてあげようか?」と。
3歳の次女は、ただいま絶賛イヤイヤブーム。今まで食べていた食材も、気分がのらないと自分から食べない時期。苦手な野菜をお姉ちゃんが食べてくれるなんてラッキー♪と思ったことでしょうけど、それはちょっと待った。
「そしたら3つ入ってるピーマン、お姉ちゃんが2つ食べてくれるみたいやから、1つだけ自分で食べな?どのピーマンにする?」と、選ばせました。
選ばれなかった2つを長女がぱくり。目を見開き「う~ん!おいしいっ!」。
「はい、ほらもうお姉ちゃん食べたから、次は〇〇ちゃん食べてごらん?」と、次女を促すと、パクリと食べて目を見開き「う~ん!おいしいっ!」。 ・・笑
いや、きっとおいしいと思ってはなかったと思いますが、お姉ちゃんのマネをしたかったのでしょう。どんなきっかけであれ、ひとくち食べる積み重ねが大切だと思っています。
保育園でも食事の時間に子どもたちと関わることがありますが、ひとりでパクパク食べる子、全体的に食べるペースがゆっくりな子、あからさまに苦手な食べ物が残ってしまう子、本当に個性があります。それに対してかける言葉がけの種類はひとつではありません。どんな言葉がけが“食べてみよう”を引き出すのか、あれこれ試してみるのです。
苦手な食べものがたくさんあって悩んでいるお母さんも多いと思います。
でも大丈夫。私自身も小さい頃、苦手な食べものがたくさんあったけど、今ではほとんど食べられます。
今苦手なものがたくさんあるということは、これから食べられるようになったときの喜びをたくさん味わえるということです。
うちの次女にはまだまだ苦手な食べものがあります。ゆっくり気長に楽しみながら関わっていきたいと思います。