こんにちは、榊ゆきです。今回は、神戸市にある王子動物園をご紹介します。ここは、パンダやコアラなどのかわいい動物だけでなく、遊園地もある見どころいっぱいの動物園です。神戸に行きたいけど、子どもが楽しめるところはないかな・・・と思っている方にもおすすめですよ。
帰国まであとわずか!?ジャイアントパンダ「タンタン」
まずご紹介するのは、パンダです!王子動物園には、メスのジャイアントパンダ「タンタン」がいます。新型コロナウイルスの影響で帰国日は未定ですが、中国に帰ることが決まっており、その姿を見ることができるのはあと少しなのです。土日祝日の観覧には事前申し込みによる抽選が必要(2020年10月現在)ですが、平日は申し込みがなくても見ることができます。
私たちも事前申し込みをして、朝一番の時間帯で見ることができました。初めは後ろを向いていたタンタンですが、飼育員さんがエサの笹をあげようとすると、うれしそうにこちらを向いてくれ、最後にはこんなにリラックスしたポーズまで。事前申し込みをしても近くでみられる時間は2~3分ほどでしたが、愛くるしい表情を見ることができましたよ。
コアラを近くで見れる!「動物と子どもの国エリア」
レッサーパンダやコアラなど、かわいい動物を見ることができます。ふれあい広場では、ヒツジやヤギが放し飼いにされていたり、ウサギやモルモットをひざにのせて抱っこできたりするのですが、残念ながら10月現在休止中です。それでも、柵越しに動物たちを間近で見ることができ、穏やかな動物たちに癒されます。
どこから見ようかな?動物たちがいっぱいいるよ
王子動物園は園全体がなだらかな山の斜面にあるため、傾斜を活かした展示もあります。類人猿エリアは、サルたちが過ごす部屋を上からも下からも見ることができ、部屋の中を自由自在に動き回るサルたちをいろんな角度から楽しめます。園内は坂道が多いですが、バリアフリーになっているため、ベビーカーでも楽に周ることができます。
他にも、アシカや数種類のクマが見られるアシカ・クマ舎エリア、キリンやシマウマなどがいる草食動物エリア、象やライオンが見られる象・猛獣エリアなど、紹介しきれないほどのたくさんの動物たちを見ることができます。時間が合えば、動物たちのお食事タイムやトレーニングタイムを見ることもできますよ。私たちは、アシカたちのお食事タイムや、ゾウのトレーニングタイムを見ることができました。普段とはまた違った、いきいきとした姿が見られます。
まだまだあるよ!知って、遊んで、楽しさいっぱい
そして、王子動物園には動物を見るだけでなく、他の楽しみもあります。1つ目は動物科学資料館です。
ペンギン舎の隣にある建物で、中には博物館のような展示があります。展示物を通して、動物たちをより深く知ることができます。同じ建物内には、ペンギンを眺めながらお弁当を食べられる休憩スペースや授乳室もあり、雨が降った時などに重宝しそうです。
2つ目は遊園地です。王子動物園のシンボルともいえる観覧車や、メリーゴーラウンドなど、様々な乗り物があります。乗り物を楽しむには別途料金が必要になりますが、小さな子どもが楽しめる乗り物が多く、大興奮すること間違いなしです。また、レストランや軽食を楽しめるお店もこちらにあります。
園内には、お弁当を食べることができるランチスペースがいたるところにあります。好きな動物の近くでシートを広げてお弁当を食べるのもいいですね。私がとくにおすすめなのは、動物科学資料館の屋上スペース。六甲の山々や園内にある異人館の旧ハンター邸を眺めながらお弁当を食べることができます。景色もよく、とても気持ちがいいですよ。
魅力いっぱいの王子動物園は、家族で一日中楽しめる場所です。小さいお子さんとのおでかけにもおすすめですよ!
「神戸市立王子公園」概要 ※公式HPで注意事項をご確認ください。
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