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量を決めればOK。バナナのみではなく、いろいろな果物も組み合わせてみて。
結論から言うと、毎日バナナを食べさせても問題ありません。
多くの場合、良くない影響が起こるのは食べ過ぎたときです。身体が冷える、カロリーや糖質の取り過ぎで太るなどといったことが懸念されるのではないでしょうか?毎日半分と量を決めて与えているのであれば問題ないでしょう。
ただし、食事が十分にとれるよう、次の食事までに十分時間があるタイミングであげるようにしてくださいね!
管理栄養士の立場から理想をいえば、バナナに偏らずいろいろな種類の果物を食べる機会を作ることも忘れないでほしいです。理由は主に2つあります。
理由①:果物ごとに含まれている栄養素、味、香り、食感などが異なるから
バナナとそれ以外の果物を組み合わせてみたり、ときどき置き換えてあげると、幅広い食材を取ることができ、成長や健康維持に必要なビタミンやミネラルが不足しにくくなると考えられます。
なお、果物の中ではバナナは栄養価が高いとされています。バナナのほとんどは糖質であり、その中にはすぐにエネルギーとして使われるものと、ゆっくりと消化吸収されてエネルギーになるものの両方が含まれています。そのため、活動量が多いお子さんにはぴったりの食材だと思いますよ。(ゆっくり消化される=腹持ちがよいという部分で、スナック菓子を食べるよりも断然おすすめ◎)
また、酸味がなく甘さが強い味はより好まれるので、バナナが大好きというお子さんも多いです。
理由②:小さい頃に食べる機会のなかったものは、成長していくと食わず嫌いが見られることも
バナナ以外は食べたがらないという場合は、無理に他の果物を与える必要はありません。ですが、お子さんにそういうこだわりがないのであれば、バナナも与えつつ他の果物も口にする機会をつくってあげるようにしてみては。小さい頃からできるだけいろいろな食材を口にすることは、のちのちの偏食が起こりにくかったり、味覚が豊かになっていくと考えられているからです。
基本は3食の食事をしっかりと取ること、それで取りきれない栄養をおやつ(間食)で補っていけるとよいですね。お子さんの発育状況や食べる量に問題がない範囲で、バナナを上手に取り入れてみてくださいね!
※今回は、【管理栄養士】が回答しました。