子どもを野菜好きにするためのトレーニング=『ベジトレ』。第1回・第2回では、子どもの野菜嫌いの原因と対策、ベジトレのポイントやお手軽ベジトレメニューについて料理研究家の浜田陽子先生にお話を伺いました。
第3回目となる今回は、HAPIKUサポーター・料理部の荻原幸子さんに野菜ジュースを使ったベジトレに挑戦していただきました!
こんにちは、荻原幸子です。
お子さんは、野菜をすすんで食べますか?我が家の娘たちは、長女(6歳)は野菜が大好き!少食には悩まされましたが、好き嫌いがないのでとても助かりました。ところが次女(4歳)は、わずかな種類を除いてほとんどの野菜が苦手…。幼稚園に通い始めてからは、お友達の影響もあってずいぶん食べられるようになりましたが、まだまだ「頑張ってなんとか食べてます感」が見えます。
素材そのものを美味しくしっかり食べてくれたらそれが一番良いのですが、見た目で拒否反応を示すお子さんもきっと多いと思います。今回は野菜ジュースを使ったレシピを考える機会をいただいたので、家族みんなで美味しく楽しく食べられるものを…と、できるだけシンプルに作ってみました。
野菜ジュース+手羽元で、スープまで飲み干したくなる絶品煮込み
まずは、「手羽元の野菜ジュース煮込み」です。
野菜の旨味が詰まっているジュースに手羽元の旨味も加わって、スープも全部飲んでしまいたくなる美味しさですよ。
材料
鶏の手羽元 | 500g(約10本) |
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野菜ジュース(トマトベース・無塩) | 200ml |
水 | 適量 |
☆コンソメ(顆粒) | 大さじ1 |
☆塩 | 小さじ1/2 |
作り方
① 炊飯器の内釜に手羽元を入れます。
② ☆の調味料を入れ、ざっくり混ぜます。
③ 野菜ジュースを入れます。
④ 手羽元にかぶるくらいの水を足して、炊飯器で炊きます。
フォークやお箸でほぐれるくらい柔らかくなります。
ニンニクの風味をきかせたペペロンチーノ(子ども達も食べられるように、鷹の爪は入れませんでした)に、この鶏と野菜ジュースの旨味が出たスープをかけると、とっても美味しいです!
他にもガーリックトーストや、チーズトーストに染み込ませて食べるのも◎。大人の方は、ブラックペッパーやタバスコをかけるのも良いですね。
野菜ジュースで優しい甘みが感じられる炊き込みごはん♪
次は「きのこの炊き込みごはん」です。
にんじんベースの野菜ジュースを使った、優しい甘みを感じる炊き込みごはんです。
材料
米 | 2合 |
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野菜ジュース(にんじんベース) | 100ml |
水 | 適量 |
お好みのきのこ | 200g |
油揚げ | 1枚 |
にんじん | 50g |
☆かつおだし(顆粒) | 小さじ1 |
☆酒 | 大さじ2 |
☆しょうゆ | 大さじ2 |
☆塩 | 小さじ1 |
作り方
① 米をといで炊飯器の内釜に入れます。
② 野菜ジュースと☆の調味料を加えます。
③ 2合分の目盛りに合わせて水を足し、軽く混ぜます。
④ ほぐしたきのこ、千切りしたにんじん、油抜きして食べやすく切った油揚げをのせ、炊きます。
炊き上がったら、さっくりと混ぜてください。
大人の方は、柚子胡椒のちょい足しがオススメです。薄めの味付けなので、塩昆布を足しても美味しかったですよ。