保活や職場復帰は不安だけど<br>子どもが笑ってくれることが一番の楽しみ!

先輩ママたちの子育て奮闘記。
今回は、職場復帰を目指して保活真っただ中のママにご登場いただきます。

2016年5月に待望の第一子となる男の子、昴君が誕生した智子さん。妊娠中は食べづわりに悩まされ、たくさん食べて太ってしまったこともストレスになったそうですが、周りからは「ハッピーな妊婦だね」と言われていたとか。出産に向けた里帰り中は、三食をご両親とともにしたことで、思いがけず実家の味を覚える花嫁修業のような時間になりました。

 

初めての離乳食。楽しみながら手作りしたい。

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5か月を迎えた昴君

妊娠後期には、赤ちゃんが標準より大きめだったことから糖尿病の疑いがあるのではと言われ、それまでにない不安を感じた時もありましたが、3750gで元気に産まれた昴君。おっぱいをよく飲んでくれて、1回だけ乳腺炎になりかけたものの、その後も順調に母乳で育てています。

現在、昴君は5か月を迎え、そろそろ離乳食を始める時期。智子さんは離乳食の本を読んだり、ママ友に話を聞いたりしているほか、行政の離乳食教室にも通ってみたいそうです。市販のベビーフードもありますが、まずは自分で出来るところまでやってみるつもりだと、楽しそうに話してくれました。

 

“ママ友とLINEのグループを作って、授乳と離乳食のタイムスケジュールとか、おむつのメーカーはどこがいいとか、細かいことまでよく相談しています。「今」困っていることを、その場その場で解決していきたいので、先輩ママの生の声はありがたいですね。”

保育園も多いけれど、子どもの数も多い。
仕事復帰向けて入園できるか心配。

現在、育休中の智子さんは保育園の入園時期と合わせて、来年4月の職場復帰を目指しています。タワーマンションが立ち並ぶ自宅周辺は、近隣だけでも認可保育園が7か所、認証保育園が3か所、合わせて10か所ほどあるそうです。しかし子育て世帯が多く子どもの数もとても多い分、入園できるか心配です。

 

自宅周辺はタワーマンションが立ち並ぶ

保育園探しは、説明会に足を運ぶことから始めました。家の近くで8か所、職場周辺でも数か所回ったそうです。説明会に行ってみると、遊び中心でのびのびさせる所もあれば、小学校入学に向けたプレ教育に力を入れている所もある。園によって方針に大きな違いがあることが分かり、ご主人とともに入園先の絞り込みに頭を悩ませています。

 

仕事復帰後の生活は、生活リズムの組み立て方や家事、育児と仕事のバランスなど、想像つかない部分が多くすべてが不安という智子さん。育休から復職した人の体験本などを読んで不安をやり過ごす日々です。建築関係のお仕事で職場に女性が少なく、ロールモデルが少ない点も不安要素だといいます。

夫婦の両親ともに離れて住んでいることから、まずは友人などにも頼って、何かあった時のための協力体制を整える必要があります。時間単位でお仕事の休みが取れるご主人には、保育園への送り係を期待しているそうです。

 

“実際に仕事を始めたら時間に追われると思うので、ベビーシッターさんかお友達かご近所さんか…何かあった時に保育園の送り迎えをしてくれるような、近くで子どもの成長を見守ってサポートしてくださる人がいてくれたらいいなと思いますね。”

寝かしつけ後のお出かけは良いリフレッシュになります。

家でじっとしているのが性に合わないという智子さんは、近所のスーパーはもちろん、週に1度くらいは電車で出かけます。区の支援センターにももっと遊びに行きたいのですが、多くの人が出入りする場所は風邪や感染症も心配です。先日もRSウィルスにかかってしまい、離乳食が始まることもあり強い体づくりのための食事を模索中です。

 

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子どもを寝かしつけた後のリフレッシュも大事

ある時、インターネットで、子どもを寝かしつけた後に夫と子守りをバトンタッチして出かけるという、先輩ママの息抜き方法の記事を見て、思わず「楽しそうだな~」とつぶやいていたそうです。するとご主人は快く送り出してくれました。子どもは寝かしつけてあるので、自分もやり切った感があるし、ご主人にも負担にならない。3時間ほどの外出が良いリフレッシュになりました。

 

 

“赤ちゃん連れで出かけると、いろいろな人に話しかけられるんですよね。母親世代の女性が息子を見て「この時期はこうよね」と話しかけてくれたり、エレベーターで乗り合わせた他のママさんとおしゃべりしたり。周囲に声をかけてもらえることはうれしいですね。”

 

積極的に外に出て、周囲とのコミュニケーションを楽しむことは、ママと赤ちゃんの孤立を防ぐという役割もありそうです。みなさんの子育てのヒントにしてみてくださいね。

ママに聞きました!

おすすめのベビーグッズを教えてください

BabyBjorn(ベビービョルン)のバウンサーがお通じにてき面!

座り心地が良くて腸の動きに刺激になるのか、快便効果がすごいんです。うちの子は元々便秘なわけではないので、毎日これに座ってはうんち漏れして困ってしまうくらいです(笑)。

 

スマホアプリ「育児手帳」が便利!

「子育てレコード」がおすすめです。ハイハイや寝返りなど、何かができるようになった時に写真を撮って日付と一緒に登録すると育児記録なるだけでなく、次はどんなことができるようになるかが表示されるので、心構えも出来て楽しいです。また月齢合わせた注意点や子どもにやっておきたいことなどの情報が届くのも便利です。

 

キリンのソフィー

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キリンのソフィーの詳細はこちらでご覧いただけます

天然ゴム製ですぐに洗えるので、安心して遊ばせられます。

塗料も食用塗料で口に入れても安全なものを使用しているようです。

出産した2日後に友人が病院に駆けつけてきてくれ持ってきてくれたお祝いで嬉しかったお祝いのひとつです。

ママからのお悩みQ&A!

何でも口に入れてしまうのですが、衛生面をどこまで気にしたらいいのでしょうか?

本当に近くにあるものはなんでも口に入れてしまいますよね。赤ちゃんは身の回りにあるものすべてに興味津々で、口に入れて確かめているのでしょうね。

衛生面ですが、身の回りのものすべてを除菌することは不可能ですので、普段どおりお掃除をされていれば問題ないかと思います。よく口に入れるおもちゃなどは、使い終わったあとに、赤ちゃん用の除菌シートなどでサッと拭いておくといいですね。

感染症など特に心配になる季節ですが、外から帰ったあとや、おむつ交換のあとなど、こまめにしっかりと手洗いをすることで予防していきたいですね。

離乳食を始めるにあたって、母乳から離乳食にスムーズに移行するためのアイデアがありましたら、ぜひ教えてください。

まず、離乳食をスタートする目安としては、首のすわりがしっかりしている、支えてあげると座れる、食べ物に興味を示す、スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる、などがあげられます。

これらのことを踏まえて、離乳食をスムーズにスタートさせるお手伝いをするとしたら、家族が食事をおいしそうに食べるようすを見せて、食事に興味を持たせてあげることではないでしょうか。

“食べたそうにしているな~”と思ったら、スプーンを口にあててみるといいですね。

あせらず、ゆったりとした気持ちでいることを心がけてくださいね。

先日、RSウィルスにかかってしまったのですが、強い体をつくるために、離乳食の段階からできる食事面での工夫はありますか?

なるべく子どもに病気でつらい思いをさせたくないですよね。

食事面での工夫とのことですが、これから離乳食をスタートさせるとのことですので、今はまだメインは母乳かと思われます。離乳食もスタートからしばらくは、栄養補給というよりも、母乳以外の食べ物を“ごっくん”する練習の意味合いの方が大きいです。

今はしっかりとお腹がすいたら母乳(離乳食)を与えてお腹を満たしてあげて、よく眠らせてあげることをおすすめします。

お悩みに答えてくれた先生

管理栄養士
淡佐口 麻衣(あわさぐち・まい)先生