大根を、両方の実家からたくさんもらったのですが、
料理のレパートリーがイマイチ偏りがちで、
鍋やブリ大根、大根サラダに、豚汁の具、大根おろし。。
ぐらいしかなく、うーむ、使い切るには、、と頭を悩ませております。
写真は横浜郊外の実家の畑(家庭菜園)です。
まさに大きな根。こんな子たちが、たくさん育っていて、
他にも白菜、ほうれん草、ネギ、ニンニク、ニンジン、ブロッコリー、かき菜など、
野菜は自給自足。私もそのおこぼれをいただいております。
さて大根について調べてみると、なんとまあ、奥深いこと。
原産地は地中海や中東で、弥生時代にはすでに日本でも食されていたそうです。
品種、根の長さ・太さなどの形状もさまざま。
白い皮のものがお馴染みですが、他にに赤・緑・紫・黄・黒などがある。
春の七草のスズシロは大根の葉っぱなのです。
栄養もたっぷり。葉はビタミンA、根はビタミンCに富み鉄分・リン・カルシウムも。
カロリーは少なく、消化を助ける効能も有るため、ダイエットにも最適!
青首大根、白首大根、三浦大根、桜島大根、聖護院大根、
練馬大根、そして江戸野菜のひとつでもある、
亀戸大根!、、まだまだ種類はこんなもんじゃないんです。
ちょうど何日か前にテレビの番組では、
大根おろしは、輪切りにしてするよりも、縦に切ったものの方が甘いという実験をしていました。
大根の繊維は縦になったいるため
輪切りにすることで繊維が断絶して辛味成分が出てしまうのだとか。
長持ちする保存方法のポイントは
- 葉の部分と根っこの部分を分けてから。
切る場所は、葉のぎりぎりではなく
上から2cmの所くらいまでカットしておいた方が保存しやすい。
葉の部分は刻んでから冷凍保存しておくと2ヶ月くらいはもつ。
- 根の部分は涼しいところまたは冷蔵庫で保存。
泥をきちんと落として
水分を含んだ新聞紙などでくるんでラップをすると長持ちします。
また、2等分にして切り口を密封し立てた状態で保存するとより長持ちする。
- 輪切りにして、一つ一つラップにくるみ、ジップロックで冷凍庫保存も可能。
大根は使い勝手もよく、無駄なく全部が食材になる、万能野菜ですね。
めったなことではしょくあたりせず、大量に食べても消化がよく、お腹を壊さない。
殺菌作用があり漢方薬としても用いられることから
腹をこわすことがない=あたらない、ヒットしない。大根の白は、素人ののシロ。。ということで
「大根役者」。他にも、「大根バッター」とか「大根足」なんて言葉もあります。
いずれも褒め言葉ではないですが、
大根は本当はすごいヤツなんです。