Q

ダラダラといつまでも食べてしまいます

食べ始めのスタートダッシュは軽快なのですが、徐々にスピードダウン。半分過ぎるくらいから食べることに集中できなくなり、食べ物で遊びだしてしまいます。もうお腹いっぱいなのかと「ごちそうさま」をさせようとすると、まだ食べるとなり、それでもダラダラになるのでかたそうとすると、また食べ出す。最終的にはほぼほぼ全部食べるのですが、そこまでの道のりが長いです。
あまり急かすのもよくないのかなと思うのですが、毎回、こちらも後半イライラしてしまい、声も大きくなりがちです。
この子のペースと思って見守っていた方がいいのでしょうか?それとも時間を決めて、食べ終えられなかったら泣いてもごちそうさまにしてしまった方がいいでしょうか?
(2歳・男児)

A

食事の時間を決めて、その時間はお子さんの食事だけに集中してあげてみてはどうでしょう?

難しいですよね。どうしたらいいのか、色々と試されたのではないでしょうか?
本来、食事はダラダラと食べつづけず、できれば20~30分を目安に切りあげてしまった方がいいですね。
ですが、一度切り上げても『まだ食べてくれるなら・・』と、ついダラダラと与えてしまったりしますよね。この時期の食事はなかなか頭を悩ませるものです。
お子さんは2歳児さんとのことで、まだ『時計の長い針が○のところに来たらごちそうさまの時間だからね』などと言っても、なかなか自分でそれを理解して、その時間を目指して食べ終わらせるなんてことは難しいですよね。
けれど、今すぐ理解できていないにしても、そうやって目標を目に見えるかたちにしてあげることは、長い目で見ても効果はあると思います。

 

お母さんもいつまで続くか分からない食事の時間にお付き合いするのも疲れてしまいますよね。ですので、食事の時間は30分!と決めて、一度その30分間は、大人もお子さんの食事だけに集中してあげてみてはどうでしょう?
そうすれば、食べるペースが落ち始めたタイミングを見逃さずに意欲を引き出す言葉がけをしてあげられたり、完全に飽きてしまう前に大人が食べさせてあげたりもでき、もしかしたら今までよりも食事にかかる時間が短くなるかもしれません。

 

食事時間が長引くと、その後の家事やお風呂の時間も遅くなってきてしまい、子どもにも大人にも負担がでてきますよね。そうならないためにも、ある程度の時間を目途に食事が終わる工夫をしたいですね。