離乳食を食べなくなった…作る時間がない…<br>
悩んだときに試したことレポート

みなさん、こんにちは!HAPIKUサポーターのユリです。 昨年春に第二子が産まれ、秋から離乳食を開始しました。上の子と歳が離れているので、離乳食の作り方をすっかり忘れてしまい、新米ママに戻った気持ちで日々試行錯誤しながら作っています。
離乳食を進めていると、「急に食べなくなった…」「市販のベビーフードのほうが食べがいい…」「作る時間がない…」といったさまざまな悩みに直面しますよね。私も同じようなことで悩んでいるので、実際に試してみたことや工夫してみたことをレポートしたいと思います。

出だしは順調だったのに、急に食べなくなってしまった…

上の子は離乳食をほとんど食べずとても悩んだ経験があるので、今回はどうかな…とドキドキしながらのスタートでした。

5ヵ月半のときにスタートしたのですが、思いのほか、おかゆはよく食べるし、野菜も好き嫌いはあるようでしたがそこそこ食べてくれました。「作りがいがあるなぁ」と張り切っていた矢先、7ヵ月半の頃、熱を出したのをきっかけに、パッタリと何も食べなくなってしまいました。

最初は体調が戻っていないのだろうと思っていたのですが、2~3週間たっても離乳食を完全拒否。おかゆや野菜などをペースト状に戻してみても食べず、どうしたものかと悩んだ末に、子どもの様子を見ながらいくつかのことを試してみました。

 

豆乳やトマトを加えて味に変化をつける

離乳食初期の頃から、野菜をマッシュしたものに時々だしを加えていたのですが、味のベースがだしばかりだったので、試しに豆乳やトマトで味に変化をつけてみました。かぼちゃやさつまいものマッシュに豆乳を加えたり、白身魚をすりつぶしたものにすりつぶしたトマトを加熱したものを混ぜたら、何度か口にしてくれました。

 

手づかみできるものを持たせる

これは我が子の場合なのですが、離乳食をスプーンで口元に運んでも食べないけれど、私が持っているスプーンや食器をとにかく触りたがっていました。運動面でも少しずつ自分で移動ができるようになり、身の回りのことに興味が出てきている頃だったので、食べることより好奇心のほうが勝っていたのかもしれません。

試しに、にんじんスティック、かぼちゃのおやき、赤ちゃんせんべい(あくまでおやつなのであまりよくないとは思いますが…)などを持たせてみました。

まだ手づかみ食べをするには時期が早いので、もちろん上手に食べることはできていませんでしたが「これはなんだろう?」と興味津々な様子でした。持っているものが食べ物だという認識がまだないのか、最初は触るだけでしたが、子どもの前で「あーん」とちょっとおおげさに手づかみしているものを口にしてみせたら、自分でも口元に運ぼうとするようになりました

 

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まだ加減が分からず気づいたら口の中にたくさん入れていて慌てたこともあるので、注意が必要です。また、にんじんスティックは大きくかじりとると消化不良でうんちが緩くなってしまったこともありました。マッシュしたさつまいもやかぼちゃなどを平たくして片栗粉をまぶして焼いたおやきのほうが消化にはよさそうです。

 

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市販のベビーフードを試してみる

食べなくなったことを友達に相談したら、「市販のベビーフードも試すといいよ」とアドバイスをもらったので、食べさせてみました。最初は食べなかったのですが、何度か試しているうちに急にパクパク食べた日があってびっくりしました。

私も味見をしてみたのですが、思っていたより味がしっかりついているのと、野菜の形は残っているけれど柔らかく、食べやすかったのかもしれません。また、お腹がすいたタイミングであげられたこともよかったのかもしれません。

 

我が子の場合、この日の「おいしく食べられた」という体験がきっかけとなり、その後食べてくれる日が増えてきました

そこで、ベビーフードの何がよかったのか、参考にできるところはないか考えてみました。

 

先ほども書いた通り、市販のベビーフードを味見してみて「味がしっかりついている」「野菜の形は残っているけれど柔らかい」と感じたので、塩分の量を見てみると、0.2g程度のものが多く、思ったよりは多くはありませんでした。野菜も数種類使われており、さらにちりめんエキス、しいたけ水煮、たまねぎピューレ、チキンエキスなど味に深みが出そうなものも入っていました

 

それまでは、自宅で離乳食を作るときには野菜単体を茹でたり蒸したりレンジ加熱したりしていたので、いろいろな野菜&お肉や豆腐などをひとつの鍋でコトコト煮れば、味に深みが出るのではないかと思い試すことにしました。

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