絵本の時間2

以前のコラムにも書きましたが、我が家では寝る前に絵本を読みます。

“寝る前に絵本を読む”というと、『少し照明をおとした寝室で、優しく語りかけるように絵本を読んでいたら、いつの間にかとなりで子どもが眠っていた・・』のような光景を思い浮かべませんか?

 

・・私も本当はそれが理想でした。

 

 

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そんな我が家の絵本の時間はというと、落ち着いて眠るもなにも、大興奮なのです。。

はじめは長女が選んだ絵本を2人に読み聞かせて、“さぁ寝ようね”、という流れだったのですが、次女が成長するにつれ、次女もまた自分の読んでほしい絵本ができ、それに加え、姉がするようにページをめくりたがるようになり。

そうすると、どちらがページをめくるかのケンカ勃発・・。

もはや絵本の内容なんてそっちのけの時期もありました。

 

そこで、絵本はそれぞれその日の自分のお気に入りを1冊持ってくるように、としました。

なので、毎晩2冊(時には2冊ずつ選んできて計4冊の日も・・)の絵本を読みます。

だから我が家は、寝室に入ってから、選んだ本の内容によっては30分近く時間を要するのです。

寝る準備というよりは、寝室でのひと遊びです。

 

正直なところ早く寝かせたいし、自分も寝たいしで、『今日は勘弁して・・』と思う日もあります。

だけど彼女たちのなかで『寝る前は絵本を読む』ということが、入眠の習慣・・というより、一日の習慣のようになっているらしく、本人たちもどんなに眠そうでも絵本をもってきます。

習慣ってすごいですね・・。

ここまでの習慣になるとは、正直思っていませんでした・・^^;

 

我が家にはそんなにたくさんの絵本があるわけではありませんが、その中でも人気の絵本があり、そんな絵本は登場回数が多いのです。

その中のいくつかをご紹介したいと思います。

 

 

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『だるまさんシリーズ』かがくい ひろし

定番の絵本で、知っている方も多いのではないかと思います。

この絵本は長女が生まれたときに、シリーズ3冊を大人買いしました。

中でも『だるまさん と』は、娘たちが絵本のポーズをマネして大興奮する1冊なので、

この絵本を選んできたときは覚悟が必要です。

 

『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』3冊ケース入り

著者:かがくい ひろし/作

出版社:ブロンズ新社

価格:2,754円

『おきがえあそび』きむら ゆういち

きむらゆういちさんの絵本も、どこかで必ず見たことのある絵本ではないでしょうか?

このシリーズ、ほかにもいくつかあるのですが、なぜだか我が家ではこの絵本が一番人気で、よく登場します。

ただこちら、しかけ絵本なので、どうしても2人ともが めくりたがります。

年の近い兄弟がいる場合は、注意が必要です。笑

我が家は結果、2回読むことになることがほとんどです。

 

『おきがえあそび』

著者:きむら ゆういち/作

出版社:偕成社

価格:756

『めしあがれ』視覚デザイン研究所

この絵本はほとんど文字が書かれていません。だけど、我が家で一番読み終わるまでに時間を要する絵本です。笑

ページをめくるたびに、おいしそうなお菓子が出てくるのですが、それぞれが好きなお菓子を選んでパクパク食べるマネをします。本当に食べているみたいにモグモグ。

我先にとムシャムシャ食べるようすは、見ていて笑ってしまいます。

ちなみに私は毎回「ママはお茶ねっ。」と飲み物ばかり渡されます。笑

「またママお茶~?」というと大ウケします。鉄板のやりとりです。

 

『めしあがれ』

著者:視覚デザイン研究所/作、高原 美和/絵

出版社:視覚デザイン研究所

価格:864

『とんとんとんとん ひげじいさん』『おはなし ゆびさん』
もこちゃんチャイルド

こちらは保育士の妹が、長女が生まれたときに定期購入してくれたものです。

1年間、毎月ちがった絵本が届くのですが、なかでもこの2冊がお気に入りのようです。

てあそびうたが絵本になっているので、子どもも覚えやすく、歌いながら一緒に読めます。

子どもの月齢に合わせた絵本を買いたいけど どんな絵本がいいか分からないな、なんて時は、こういった“月刊絵本”を選んでみるのもいいかもしれません。

自分なら選ばないけど、子どもに読んでみたら喜んだ、なんて絵本に出会えるかもしれません。

 

『とんとんとんとん ひげじいさん』

著者:藤本 ともひこ/構成・絵

出版社:チャイルド本社

 

販売サイトをチェック

 

『おはなし ゆびさん』

著者:香山 美子/詞、くすはら 順子/構成・製作

出版社:チャイルド本社

 

販売サイトをチェック

あとは、児童館の絵本コーナーや図書館を活用するのもいいですね。

家に絵本がたくさんになるのもちょっとな~なんて人にもおすすめです。

 

 

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子どもと一緒に色んな絵本を手に取ると、『この絵本、なんか好きだな~』という絵本に出会ったり、『そういえばこの絵本、小さいころに読んだな~』なんて、なつかしい気持ちになったりします。

なんだか気持ちがほっこりしたり、やさしい気持ちになれたり、時には読みながらウルウルしてしまうものも・・。

 

最近なにかと気ぜわしくて、毎日の絵本の時間が少し億劫に感じることもありましたが、こうやってかんがえてみると、やっぱり絵本って好きだな~と思うのでした。