カラダとココロの成長 Vol.15 食事に集中できない…机といす、5つのチェックポイント! 最終更新日:2024.07.30 今回は、作業療法士に「からだの機能に関すること」として、ご飯を食べる時の姿勢の大切さについて話してもらいました。子どもにとっての居心地の良さとは? それを知るための5つのポイントも紹介しますので、是非、チェックしてみてくださいね。 「なかなか座ってくれない」「立ったまま食事をとっている」「座ったと思ったら、立ちあがっておもちゃで遊んで、食べて遊んでの繰り返し」…こういったお話は、お母様方からよくうかがいます。「うちの子は多動なのでしょうか?」「落ち着きがないのでしょうか?」そうしたご相談も多いですね。 実際どうでしょうか?お困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、お家ではできているのに、外ではできない。逆に外ではできるのに、お家ではできないといった、場所によってできる/できないという事が起こるというお話も、よく耳にします。 居心地の良さを知る5つのポイント! 『物事に集中できない』ということを考えるとき、その背景として捉えるべきいくつかのポイントがあります。テレビやおもちゃが手の届く範囲にあるかどうかなど環境のこと、いろいろなことに好奇心旺盛なお子さん自身のこと等については、別の機会でお話させていただくとして、今回は「姿勢」という観点で考えてみたいと思います。 もし、食事になかなか集中できず、先ほどあげたような心配事がおありでしたら、これからあげる5つのことをチェックしてみてください。 これら5つの質問についての回答は、Aが1番ベストな状態。子どもにとって、『いちばん安定して姿勢を保ちやすい』椅子や机の状態です。B~Eに行くにつれて、子どもにとっては難しい環境、つまり、姿勢を保ちにくい、居心地が悪い状態です。椅子や机それぞれの相互関係ももちろんあるので、すべてがAでないと姿勢が保ちにくいというわけではありません。1つだけがEで、他すべてがAだったりしても、安定して座って食事をしやすいということもあります。 NEXT:ちょっとした工夫で食事がスムーズにできるかも… 12> シェア ポスト シェア はてぶ シェア ユーキャンの料理講座 ユーキャンの離乳食・幼児食コーディネーター講座