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食後のお菓子は癖になってしまうので控えよう。気持ちをうまく切り替えられる工夫をしよう!
お子さんにとって、お菓子は魅力的。ごはんの後にぐずると、お母さんやお父さんがお菓子をくれる…というサイクルが癖になってしまうと、食事のリズムや栄養バランスも崩れてしまうのがちょっと心配じゃ。でもぐずるからついあげてしまう気持ちもわかるのじゃ。…食事が足りてないのかな、でもお菓子をあげるのは…という心配と揺れ動いていることじゃろう。
どうしてもお菓子を食べたがったら、おかずのおかわりや、牛乳、チーズ、ヨーグルト、果物などのデザートを少しあげてみよう。大人も食後に口寂しいときなど、少しデザートを食べるだけでお腹が落ち着いたりするじゃろう。
イヤイヤ期の2歳。まだまだ「だってお菓子が食べたいんだもん!なんでわかってくれないの!」という自己主張の時期。泣いたりぐずったりしても、そこはお母さん、お父さんの辛抱のしどころ。お菓子はあくまでも、おやつの時間に出てくるもの、という認識を成長とともに持てるようになり、だんだんぐずる時間も短くなっていくはずじゃ。
また、ごはんを食べたらとっておきの絵本やパズルの時間だよ!と楽しい遊びに誘うことで、気持ちが切り替わるように工夫してみよう。きっとお菓子のことはからっと忘れて、お母さんお父さんと笑顔で遊びはじめるはず。親子のふれあいの時間が心の栄養になることじゃろう。
(グローバルキッズ保育園 園長・保育士)