キャベツの栄養を逃さずキャッチ!
押さえておきたいポイントはココ
キャベツにはビタミンUやKなど様々なビタミンが含まれていますが、中には熱に弱く水に溶けやすいものがあります。できるだけ生で食べる、細かく切る前の段階で洗う、水にさらすときは短時間で済ませるなど、熱と水への対策を意識することで、効率よく栄養を取り入れることができます。
キャベツを選ぶときは、ずっしりとした重みがあり、外側の葉が青く新鮮なものがおすすめです。「外側の葉はあまり使わない」という人もいるかもしれませんが、緑色の濃い外側の葉と芯の部分は、キャベツの中でも多く栄養が詰まっている部分です。上手く料理に取り入れて、栄養を無駄なく吸収しましょう。
苦みや食感が苦手な子には? 子ども向けキャベツ調理のヒント
栄養面では生食が望ましいキャベツですが、生のキャベツの独特の苦みや千切りキャベツのゴワゴワとした口当たりが「食べにくい」と感じる子どもは多くいます。生食にこだわりすぎて、キャベツ嫌いになってしまっては本末転倒というもの。子どもが食べやすくなる調理のヒントを押さえておきましょう。
スープを飲めば溶け出た栄養を取れる!
キャベツを使う料理でおススメ度の高いのがスープです。スープを飲むことで、キャベツから水に流れ出た栄養を取ることができます。煮込む時間によって柔らかさを調節できるので、小さな子どもでも食べやすくできる上、味のバリエーションも多く好き嫌いに対応しやすいのもポイントです。
子どもの好きなメニューに混ぜる
キャベツを食べたがらない子には、他の食材と一緒に自然に口に入るように調理するのもおすすめです。たとえば子どもに人気の高い麺類は、キャベツを合わせやすいメニューのひとつ。麺と同じ位の細さにキャベツを切って入れると、麺と一緒に自然に食べられます。
また、お好み焼きなど、キャベツを中に入れて焼くメニューも子どもにとっては食べやすいものです。こちらの場合は大きめのみじん切り程度にカットすると、キャベツが噛み切りにくいということがなく、小さな子でも食べやすくなります。
切り方の工夫で柔らかさがアップ
野菜を切るときは、繊維を断ち切るようにすると柔らかさをアップさせることができます。キャベツの場合は、芯や葉脈に対して直角に切ると繊維が切断されて柔らかさが増し、子どもでも生食しやすくなります。また、包丁を使わず手でちぎると口当たりが柔らかくなり、こちらもおすすめです。