うれしい・おいしい・お鍋の季節

寒さが厳しくなってきましたね。こんな季節はあったかいお鍋が食べたくなります。

みなさんはどんなお鍋が好きですか?

キムチ鍋、豆乳鍋、カレー鍋、モツ鍋・・ほんと色んな種類がありますね。

 

私も友達と鍋パーティなんかするときは、色々な鍋の素を買ってきたりして、毎回新しいお鍋を試してみたりしました。

 

ちなみにうちのパパさんは、昔から鍋といったら“水炊き”だそうです。

昆布でだしをとったお鍋に、お肉や野菜を入れるだけの、シンプルなアレです。

そんな水炊きなら毎日でもいいと、彼は言います。

だから「今日はお鍋にしよう!」となると、私があれこれ目新しいお鍋のレシピを見つけておすすめしても「いや~・・やっぱり水炊きやで~。」と言われることも多く、時には渋々水炊きのお鍋にお付き合いすることもありました。

だけど子どもが生まれてからは、水炊きが好きなパパさんでよかった~と思います。

 

なぜなら、水炊き鍋って・・

“小さな子どもと大人が同じものを食べられる”

“野菜を含む様々な食材を食べられる”

そして何より“調理が簡単!!”・・・笑

 

離乳食を作っている寒い時期は それこそ“疲れたときは水炊きにしよう”でした。

我が家の水炊きは、基本は昆布だしだけで、お鍋には特別味付けしない、シンプルなものです。

 

昆布に、お肉・野菜・豆腐・きのこ・・・これだけでうまみ満載です。

離乳食の赤ちゃんには、やわらかく煮こんで、そのまま取り分けてから食べやすい大きさにつぶしたりカットしたり。

ポン酢と大根おろしで食べたい私は自分のお皿で味付けして。

辛いもの好きなパパさんも、自分のお皿に取ってから一味唐辛子を振りかければよし。

 

同じひとつのお鍋から、それぞれの食べ方ができます。

 

それにお鍋の中に入れる食材は、比較的離乳食に向いている食材が多かったりします。

大人だけのときは入れないような野菜でも、子ども用にお鍋に入れたりしてもいいのです。

それともうひとつ。お鍋に入れる食材は、比較的 卵・乳・小麦などを含まないものが多いので、アレルギーのある子どもも一緒に食べられることも特徴です。

※ちくわやウインナーなどの加工品を使用するときは原材料表示を確認しましょう。

 

そして最後は雑炊

何気なくやっていますが、これって食材からだし汁に流れ出たうま味や栄養素も、残さず食べるということになりますね。

 

 

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『水炊き鍋』(3~4人分)

※ ( ) 内は幼児1人分の目安です。

 

材料

 昆布 1枚  白菜  1/4個(1枚)
 水  700cc  にんじん  1/2本(適量)
 鶏もも肉  1~2枚(40g)  えのき 1袋(適量)
 豆腐  1丁(1/6丁)  しいたけ  4本程度(1つ)
 ちくわ  1袋(1/2本)  糸こんにゃく  1袋(適量)

作り方

1.鍋に水と昆布を入れて、30分~1時間おいてから中火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出します。

2.鶏肉を入れ、火がとおったら、残りの食材を加えて煮ます。

 

栄養価(幼児一人分)

エネルギー 115kcal たんぱく質 13.0g 脂質 3.9g
カルシウム 78mg 1.2g カリウム 538mg
ビタミンA 84μg ビタミンB1 0.17mg ビタミンB2 0.17mg
ビタミンC 12mg 食塩 0.5g 食物繊維 2.6g

 

 

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離乳食を卒業した子どもと一緒に食べるときでも、食材の切り方は大人が食べやすい大きさに切っておいて、必要であれば取り分けたときに調理ばさみで子どもに合わせた大きさに切ります。

我が家は子どもと食べるようになってから、水菜や春菊の代わりに、型抜きにんじんが入るようになりました。

鍋に使う食材に特に決まりはないので、鶏もも肉の代わりに鶏ひき肉のお団子を入れたり、豚肉のスライスを使ったり、茹でたほうれん草を入れたり・・と、あんまり調子にのって色々入れるとパパさんには嫌がられますが。笑

 

寒いときは、暖かいところでちぢこまりたくて、台所に立つのも億劫に感じるときもありますが、さささと具材を切ってお鍋を火にかけ、あたたかいお鍋を食べて、体の芯から温まるのもいいですね。