離乳食を食べてくれない

みなさんのお子さんは、何か月ごろ離乳食をスタートしましたか?
我が家は早いものでもう2、3年前のことになりますが、その頃につけていた育児日記を振り返ってみました。

 

 

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うちの娘たちの離乳食スタート時期は、長女が5か月頃、次女は6か月頃でした。

離乳食をスタートする見極めってなかなか難しいですよね。

一般的には『食べ物に興味を持つようになる』『よだれが増えた』などが目安と言われます。

 

長女の離乳食のスタートが5か月頃だったといいましたが、このタイミングというのは実は、パパさんが決めました。

確かに食べ物を食べたそうにしていたり、よだれはよく出ていましたが、決め手は

『離乳食を食べさせたい』ということでした。

 

というのも、パパさんは普段、平日は娘の寝顔にしか会えず、そのため家事・育児はほとんど母親の私の役目。

娘はとってもママっ子で、夜中泣いてきてもママ以外ではなかなか泣き止まず。

ミルクは嫌がり、完全母乳だったため、長時間私と娘が離れているということがなく、

そうなると可愛いわが子でも、『私ばっかり!!!』と次第にイライラする日もあった私。

そんな状況を見かねてか、『離乳食がすすんでくれば、自分(パパさん)だけでどこかに連れていくことができる』と思ったらしいのです。

あとは、スプーンでなにかを食べる娘の姿を早く見たかったのでしょう。

 

 

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さて、いざスタート。

はじめはひとさじから。

日記には、『やや嫌がりながらも食べました』とかかれていました。

 

そしてその10日後の日記は、『離乳食 嫌がるのでしばらく休止します』でした。笑

 

そうだったそうだった!と思い出しました。

確か嫌がって口を開けなくなったり、『べ~・・』と飲み込まずに全部口から出てきたのでした。

 

yururi012_01だけどそのときは『離乳食は5、6か月頃のスタートだし、少し早すぎたかな』と、割と軽い気持ちで構えていたのです。

 

それが娘が6か月頃になり、再スタートしたものの、やっぱりあまり食べない。

日記を振り返ると、当時の私、色々と頑張っていたようです。

『おかゆ+にんじん(にんじんは好きみたい)』

『スプーンをお気に入りにさせるために、少し遊ばせて、それに少し食材をつけて食べさせてみた』

『離乳食、今日は食べた。やっぱりなめらかにうらごしした方がいい』・・など。

 

自分の日記を見ながら、『なにかの研究をしてるみたいだな。』とちょっと笑ってしまいました。

でも今でこそ笑えるもので、当時はきっと一生懸命だったのです。

 

色々試しても、なかなか喜んで食べてくれない日が続くと、『いつか食べる日が来る』と分かっていても、悲しくなってくるものです。

 

 

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離乳食に限らず、子どもとの食事は、

『楽しい雰囲気で。お母さんも笑顔でおいしそうに食べるようすを見せる』

ことは大切なことです。

それを心がけていても食べないときに、

何度も『お母さんも笑顔で~・・』『楽しい雰囲気で~』と言われたら、

『なんだか私が鬼みたいな顔して食べさせてると思ってます?(-_-)』と、ちょっとひねくれた気持ちになったりして・・。笑

“楽しい雰囲気で話しかけながら”といわれても、毎日1対1で、しかもまだ反応も薄い赤ちゃんに対して、そんなノリノリに・・できない人もいませんか?笑

疲れているうえに、食べてくれない日が続くとなると、テンションも上げづらいものがあります。

 

試行錯誤した長女の離乳食ですが、食べるようになったきっかけは、友達に『離乳食食べなくてね~・・』と話したことです。

 

yururi012_02『試しに私が食べさせてみようか?』と言ってもらい、一度食べさせてもらったのです。

そうしたらケロっと食べたのです。

 

鬼みたいな顔では食べさせていなかったと思いますが、もしかしたら

ちょっとあせっている気持ちや、

なんで食べてくれないの?という不安な気持ちやなんかが、

赤ちゃんに伝わっていたのかも・・

と後々思いました。

 

きっと『食べたかったら食べる、食べなかったらまた明日』くらいの気持ちで構えるのがいいんでしょうね。

そうはいっても初めての離乳食って不安ばかり。量もかたさもこんなぐらいでいいの?食べるスプーンはこれでいいの?消毒はこれでいいの?食べる姿勢はこれでいいの?

全部が不安のなかで、さらに食べてくれないとなると、焦りますよね。

『離乳食のスタートのめやすの時期が過ぎてるのに食べないけど本当にいいの?』

そんな心配とかが赤ちゃんに伝わるのかもしれませんね。

 

ちなみに次女の離乳食は・・

作るのが大変に感じた記憶はありますが、食べなくて悩んだ記憶はありません。笑

長女の時に比べると、手間暇かけた離乳食ではありませんでしたが、とにかくパクパク食べました。

 

 

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離乳食のスタート時期の5、6か月って、出産を機に母親となり、待ったなしで気を張りながらすすめてきた子育てで、なんとなく少し赤ちゃんのリズムが分かってきたと同時に、疲れている自分に気づく頃だったりします。

 

『離乳食、、料理が苦手だし不安・・。でもがんばらないと・・!』と思ってスタートするお母さんも多いのではないでしょうか。

 

もし食べてくれなくて、悩んだりしたら、一度だれか他の人に赤ちゃんの食事介助を代わってもらうことも手かもしれません。

そこでさらに『私以外の人からなら食べるのに、私からは食べてくれない・・』なんて悩む方もいるかもしれませんが、お母さんにしかできないことってたくさんありますよね。

お母さん以外の人で済むのなら、ラッキー♪

と思えるぐらいの心の余裕をもっていてもいいかもしれません。

どんなことでもそうですが、一度始めたらこれってずっと続くのかしら・・と思いますが、たいがい途中で変わったり、終わります。

例えばうちの娘でいうと、後追い、夜泣き、寝るときにお腹の上に乗って寝る など。

果てしなく感じていましたが、いつのまにか終わりました。

 

 

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離乳食の時期を終えた今だから言えることですが、離乳食に限らず子育ては、できれば

“だれかに頼る、相談してみる”ということってすごく大事なことなんだと思います。

 

yururi012_03それは家族かもしれないし、友だち、地域の保健師さん、栄養士さん、保育園の先生、もちろんこのHAPIKUも活用してください。

うまくいかないな~と思うことを、人に話すのって勇気がいります。

だけど悩みの大きさに差はあれど、みんなそれぞれ悩みをもっているものです。

話してみたら案外、簡単に解決できるヒントがもらえることもあります。

 

離乳食でいえば、市販のレトルトの離乳食を使う(頼る)のもそうです。

なんでも手作りで・・と思いますが、悩んだときは市販のものも色々試してみて、子どもがよく食べたものがあれば、その料理を参考にしたり、お母さん自身が食べてみて、大きさや味をみてみるのもいいかもしれません。(市販のものはしっかりとろみづけがされており、めやすの固さよりやわらかくなっていますが)

 

離乳食に限らずとにかく悩んだら、なんでも一人で頑張ろうと思わずに、できればだれかに話してみてください。

一日でもモヤモヤした気持ちで子どもと向き合う時間が少なくなるように。

 

・・とはいえ私もそうですが、悩んでいた日々さえも、数年経てば愛おしい思い出になるものですけどね*