水煮を使って簡単に!食べやすいたけのこレシピ

暖かくなると南日本から北上する桜前線を追いかけるように、たけのこも九州から東北地方へと収穫シーズンが移動します。これは「たけのこ前線」と呼ばれることも。皮をむいたり、あく抜きをしたりと下処理が大変で、食卓に並ぶ機会が少ない食材ですが、水煮を使って簡単に旬の味覚を味わいましょう。
生のたけのこを使う時は、米ぬかや米のとぎ汁を使ってしっかり下処理をすると、えぐみが気になりにくくなりますよ。時間をかけて煮込んだり、切り方を工夫して食べやすく仕上げましょう。

たけのこの食感がアクセント♪ チンジャオロース

漢字では「青椒肉絲」と書き、“青椒”はピーマン、“絲”は細切りを意味します。ポイントは下味を付けて片栗粉をまぶすこと!肉のうま味をとじこめ、とろみがつくので食べやすくなりますよ。パプリカなどを加えて、色とりどりの野菜と一緒に仕上げるのもいいですね。

香りと食感を楽しむ♪ たけのこのカレー揚げ

たけのこの旬は3月~5月頃。食物繊維が豊富に含まれていて、歯ごたえがあるのが特徴です。生のたけのこを使うは米ぬかや重曹であく抜きし、穂先の方を使うとお子さんも食べやすいですよ。カレー粉はほんのり香る程度に使って、食欲UPを狙いましょう!

たけのこの食感が楽しい♪ たけのこごはん

たけのこの食感が楽しいごはんです。
今回は炊きあがったごはんに混ぜるレシピですが、炊飯器で一緒に作ることもできます。米1合でだいたい幼児3~4人分程度です。

隠し味は黒糖! 孟宗汁

孟宗汁(もうそうじる)は、山形県の特産品「孟宗竹」という品種のたけのこを使った郷土料理です。隠し味は黒糖。たけのこのえぐみも和らげてくれますよ。酒粕は風味付け程度の量なので、お子さんも安心して食べられます。