五味を組み合わせて♪味覚を育む子どもの日のメニュー

子どもの味覚は、毎日の食事経験の積み重ねで育っていきます。重要なのは、食材のうま味を幅広く味わせてあげることと、5つの味【塩味・甘味・酸味・苦味・うま味】をバランスよく取り入れること!
旬の食材は甘味やうま味がたっぷり含まれているので、酸味(酢、柑橘類、梅干しなど)や苦味(焼き目、野菜、柑橘類など)を取り入れたメニューと組み合わせるのがおすすめですよ。かぶとやこいのぼりなど、子どもの日の風物詩が食卓に並び、楽しい日になりそうですね♪

香りと食感を楽しむ♪ たけのこのカレー揚げ

たけのこの旬は3月~5月頃。食物繊維が豊富に含まれていて、歯ごたえがあるのが特徴です。生のたけのこを使うは米ぬかや重曹であく抜きし、穂先の方を使うとお子さんも食べやすいですよ。カレー粉はほんのり香る程度に使って、食欲UPを狙いましょう!

アスパラガスの甘味&うま味を楽しんで♪ 魚のムニエル アスパラソースがけ

春が旬の「アスパラガス」には、うま味のもととなる“アスパラギン酸”が含まれています。苦味や筋があるので食べにくい食材と思われがちですが、ミキサーにかけてソースにすれば◎
弱火でじっくり火を入れると甘味やうま味が引き出されて、食べやすくなりますよ♪

年に一度の特別メニュー♪ かぶと春巻き

子どもの日にぴったりな「かぶと」をイメージした春巻きです♪
加熱した具を詰めてから焼くので、表面の色が少し変わる程度に焼き時間を調整しましょう。アルミホイルで覆うと焦げつきを防ぎ、きれいに仕上がりますよ。

味も見た目もひと工夫 こいのぼりいなり

甘酒を使ってやさしい甘さに仕上げました。きゅうりやチーズ以外にも、お好きな食材に置き換えてカラフルなこいのぼりが楽しめますよ!
油揚げの大きさに合わせて、ごはんの量を加減してくださいね。