健やかな発達のためには、よく噛んで食べることが大切です。そしてそのためには歯並びがきれいな状態であることが望ましいですよね。
普段の生活の中でちょっとしたことに気をつければ、子どもがよく噛める歯ときれいな歯並びを成長と同時に得られるようサポートすることができます。この記事では、そのために心掛けたい乳幼児の食事の3つのポイントを紹介します。
その1 歯が生えはじめる頃・離乳食の与え方
よく噛める歯ときれいな歯並びのためには、歯が生え始める頃から大切にしたいことがあります。それは離乳食の与え方です。
離乳食は、お母さんがお口の前に運んだスプーンから子どもが食べることからスタートしますよね。その時の大切なポイントは3つです。
スプーンを子どもの口元にもっていく時に大切な3つのポイント
- 子どものお口の中が空になってから
- 子どものお口の正面へ
- 子どもが口をあけて、唇でつかみとるまで 、そのまま待つ
子どもがなかなか食べないと、スプーンを傾けて口の中まで入れたり、お母さんがよそ見をしてうっかりスプーンを子どもの唇のはじにもっていったりしがちです。
このような与え方をすると、子どもの唇の力がうまく育ちません。