パパさんの実家の畑では、秋に大根の種がまかれました。
大きく育った大根には、この冬も大変お世話になりました。
我が家のお鍋の代表格「水炊き」のお供、“だいこんおろし”として。はたまた、牛すじ肉や練り物とともにじっくりと煮込まれたおでんとして。
さまざまな料理に姿を変えて、食卓を楽しませてくれました。
そんな大根ですが、収穫時期というものがあります。タイミングを逃してしまうと“鬆(す)”が入ってしまい、大根のなかに空洞ができ、みずみずしさがなくなったり、食感が悪くなったりします。
実家の大根も、そんな時期を目前に、一気に引っこ抜かれ、我が家にもやってきました。
数にして6本。
さて、どうしましょう。
大根1本を一番手っ取り早く消費できるのは大根おろしにすることだと思います。
なぜなら大根は、90%が水分なので、おろして水を少し切ってしまえば量が一気に減るからです。
おろした大根は、鍋以外にも、しらすと和えたり、唐揚げと一緒に食べたり、大人は大好きです。
ただ、うちの子どもたちは好んで食べないので、できれば子どもも食べられるかたちにしたい。
そこで今回は、全部一気に調理するのではなく、保存食にすることを選びました。
大根を切って干して作る、『切り干し大根』です。
これまで料理に切り干し大根を使ったことはありましたが、それ自体を自分で作るのは初めて。
せっかくなので、記録に残しておきました。