噛まずに飲み込んでいるのはだあれ?

仕事柄、保育園に通う子どもの食事のようすを見せてもらうことがあります。

 

1歳児さんの食事をするようすを見せてもらってときどき感じること。

それは、『噛まずに飲み込んでしまうことが多い』ことです。

私も自分の娘の食事を振り返って思います。確かに1歳~3歳になるぐらいまで、口に入れたらすぐ口の中が空っぽになっていた気がします。

いつも食事の度に、『よ~く噛むんやで?カミカミカミ・・』と、根気強く自分の噛むようすを見せたことを思い出します。2歳が過ぎ、歯がはえ揃ってきた頃は、よく噛んでから飲み込んでもらうために、試行錯誤したものです。

 

2歳~3歳ごろで、ほとんど乳歯がはえそろい、そうすると『前歯でかじって奥歯でかみつぶす』ことを教えてあげられます。

でも、1歳ごろは、まだすべての歯がはえ揃わないこともあり、食事の形態によっては噛まずに飲み込んでしまうのも無理ないと思います。

1歳ごろというと、だいたい離乳食から幼児食への移行時期ですね。

離乳食が完了すれば、大人と同じものを食べられるようになる・・なんて言いますが、まだまだ配慮が必要です。

薄味はもちろんのこと、歯のはえ揃うようすも観察しながら、食べ物の固さを調節してあげたいですね。