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ごまかして飲ませるより、がんばって飲むことを応援してあげて
お悩みよく分かります。少し前までは何も分からず飲んでいたのが、ある時期を境に急に嫌がるようになると、困惑してしまいますね。ましてや調子が悪いときの薬は、早く元気になってほしい気持ちがあるからこそ、上手に飲めないことに焦り、苛立ってしまうこともあります。
うまく飲めずにもどかしくなってしまいますが、苦い味を危険な味だと判断して飲み込まないようにするのは、お子さんの成長でもあります。
どうしたら飲めるようになるかですが、おそらく病院に行ってお薬をもらったあとに食べるものは警戒してしまうでしょうから、しばらくは混ぜて飲ませる方法は難しいかもしれません。
お子さんは3歳になり、きっとお薬が苦いものだと分かるように、お薬が病気を治すものだということもすこしずつ理解できるようになってきます。これからはごまかして飲ませるより、がんばって飲むことを応援してあげることを考えてみるといいかもしれません。
なかなか難しいのですが、「元気になったら〇〇してあそぼう」「ちょっと苦いけど、〇〇ちゃんなら頑張れるよ」「お薬もがんばって飲めたら、ママうれしいな」など、たくさん言葉をかけてみてください。
それ以外には、例えば粉薬にほんの1,2滴の水を混ぜて練ったものを上あごにつけてから飲み物を飲むやり方だと、粉でむせてしまうことなく、また、液体のように吐き出すこともしづらく、飲み込んでもらいやすいかもしれません。
お薬も上手に飲めて、早く元気になってたくさん遊べるようになるといいですね。