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色々な食材と一緒に、バランスよく食べることが大切
心配なときにインターネットで検索すると、よくないことばかり目につきますよね。余計に心配になったりしますが、ひとつも心配のない子育てってなかなかないものです。子どもを想う気持ちに心配はつきものです。
氷を嬉しそうに噛んで食べる時期、ありますよね。外食先でもお水でなく、そこに入っている小さな氷を欲しがったり。
貧血による氷食症を心配されているようですが、お子さんに貧血のような症状は見られますか?
例えば顔色が悪かったり、下まぶたをめくったら白かったり、元気がなかったり疲れやすかったり…。そうでなくても鉄分は不足しがちな栄養素なので、意識して食事に取り入れられるといいですね。鉄分補給といえばレバーやほうれん草が有名ですが、今の季節だと、カツオやあさり、菜の花も鉄分が豊富です。色々な食材と一緒に、バランスよく食べることが大切です。味覚障害も心配されていますが、これも氷を食べるからというよりは、鉄分が不足した貧血の状態になると、味覚障害がみられることがあるということです。
異常だと感じるほどに氷を食べるとなると心配ですが、スプーン1,2杯程度であれば、おそらく一時的なもので、シャリシャリカリカリを楽しんでいるように思います。氷を食べる以外に気になるようすがないのであれば、少しようすを見てあげてもいいかもしれません。
心配でモヤモヤしてしまいがちですが、そんな時間は、あえて子どもと遊ぶ時間に変えてしまいましょう。