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手づかみ食べが難しい時は遊びの中で取り入れてみましょう。
赤ちゃんはまだ自分の口の大きさがどのくらい大きいのか知らないため、食べ物を入れすぎてしまうことも多々あります。また、つかむ感覚の楽しさの方が優先してしまい、結果的に投げる等の遊びに転じてしまうこともあるでしょう。
しかし、せっかく用意した物をぽいぽいされたり、吐き出されてしまうと片付けも大変だし、ストレスが溜まってしまうのも無理はありません。
汚されてしまうことも含めて全ての行動にイライラしてしまう場合は、無理をせず、遊び等の中で掌や顔の感覚を育てる関わりを代替として取り入れてみるのはどうでしょうか。掌の感覚は様々な物を触る(硬さや手触り)ことで育っていくため、スポンジや緩衝材、ざらざらとした石壁、砂等、様々な物に触れさせてあげるといいでしょう。最近ではスクイーズ等も安価で手に入りやすくなっていますし、手も汚れないのでおすすめです。現在されているような手づかみ食べやフォークの練習と並行しながら、遊びで代替することを取り入れていただけるといい思います。
※今回は、一般社団法人ぽけっと【臨床心理士】が回答しました。