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食べ物を食べ始めてまだ1年ちょっと。
これからどんどん食べられるようになってくるものじゃ。
すでに普段から心がけていることかもしれんが、一緒に食べる大人が、食べてほしいな～と思う食べ物を美味しそうに食べる姿をみせて、子どもに“食べてみたいな～”“安心して食べられるよ～”と伝えてあげることが大切じゃ。
それから、食べないからといって苦手な食べ物を食卓に並べないのではなく、食べてみようと思う日が来るまで、普通に食卓に並べる方がよいじゃろう。
お皿に取り分けるときは、苦手だとわかっていても、少しだけ盛り付けて、「ひとくちだけ食べてみる？」と声をかけてみよう。「いやだ！」と言ったら無理強いはしないことじゃ。
まだ1歳9ヵ月。食べ物を食べ始めてまだ1年ちょっと。まだまだ食べられないものがあってもこれからどんどん食べられるようになってくるものじゃ。
その他には、同じくらいの子どもと一緒に食事をしたときに、食べているようすを見て つられて自分も食べてみたり、いつもと違ったところで食事したときに『ぱくっ』と食べることもあったりするぞ。
盛り付けるお皿を変えてみたり、調理法を変えてみたり、そんなことも食べるきっかけになったりするものじゃ。
ただ、あまり頑張りすぎると食べてくれなかったときのショックが大きくなってしまうので、「今は食べたくないんだね～」というくらいの心構えも必要かもしれんな。
食べてくれない食材が多いと、悩むことも多いけど、食べてくれたときの喜びもたくさん味わえるぞ。
