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ミルクは飲まなくてもOK。食事やおやつに混ぜて、食べる量や回数を工夫してみて!
まだ1歳にも満たないうちに離乳食だけで栄養を摂るのは不安だと思いますが、お子さんによっては早いうちから自然とミルクや母乳を飲まなくなることがあります。ですが、食事だけでは必要な栄養素を取り入れられない可能性がありますので、その場合はおやつに食事の一部を含めるようにしましょう。
おやつは食事で摂れない栄養素を補う役割があり、甘いものや食べやすいものである必要はありません。離乳食のうちはおにぎりやうどんなどの主食にするのもいいですね。 またミルクとして飲まなくても、粉ミルクをスープやパンケーキなどに混ぜると、口にしてくれることがあります。HAPIKUのフォローアップミルクを使ったレシピも参考にしてみてくださいね。
栄養面が心配でいろいろと試したのに、嫌がられてしまうのはつらいですよね。お子さんが嫌がっている時は無理に飲ませなくても大丈夫ですよ。無理強いを続けると、食事そのものを嫌いになってしまうかもしれません。もう少しすると好き嫌いも出てくると思いますが、そういった時も無理に食べさせようとせず、お子さんの意思表示を見逃さないようにしましょう。
栄養の数値(月齢別の目標量など)は、あくまでも目安です。ひとりひとり発育状況が違うように、食べる量や消化できる力などにも差があります。今のお子さんの発育状況がどうなっているかを見て、体重が減ってきているということでなければ、特に心配しなくても大丈夫だと思います。またミルクが減った分、水分補給も忘れないようにしましょう。麦茶もいいですが、薄味の汁物や煮物などをメニューに取り入れると◎ うんちの量やかたさを見て量を調整してくださいね。
お子さんは食べることへの興味関心が、人一倍強いのかもしれません。 食べることが好きなのであれば、お子さんの食べられる量を加減してあげて、月齢に合わせた食材を取り入れ、回数や時間(食事とおやつの間隔など)を変えながら食べさせてあげてほしいと思います。 その際はお子さんのあごや舌の動かし方を見て、食材のやわらかさや大きさなども変化させてみてくださいね。 この点も月齢にこだわらず、お子さんの発達にあわせて進めてあげましょう。
※今回は、【管理栄養士】が回答しました。