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牛乳タンパク質が含まれているのは注意が必要です
私の娘も1歳のときに卵と乳のアレルギーがありました。それ以来、原材料表示を確かめるようになって改めて「乳」とつくまぎらわしい食品表示が多いと実感したことを思い出します。
「たぶん大丈夫だったように思う・・」と思っても、やはり名前に「乳」とついていたら心配になりますよね。
牛乳アレルギーの場合の、アレルギー物質の食品表示を読むときの注意
出典:独立行政法人 環境再生保全機構
ぜん息予防のための よくわかる食物アレルギー対応ガイドブック2014より抜粋
ご心配されている「乳酸菌飲料」については、“乳酸菌”自体は牛乳アレルギーの原因にはなりませんが、乳製品で牛乳タンパク質が含まれているので、注意が必要ですね。
「乳化剤」はその名の通り、乳化させるための添加物です。水と油のように通常では混ざりにくいものを乳化させるために使いますが、牛乳とは関係ないのでアレルギーの原因にはなりません。
「乳糖」は食べられることが多いので、かかりつけの先生に相談してみるとよいでしょう。
「乳」という文字の有無だけでは一概に食べられるかどうかを判断するのが難しいことが分かりますね。
覚えるまでは表示を見ながら迷うこともあるかと思いますが、言葉の意味が分かってくれば頭に入りやすいかと思います。
アレルギー対応は、頭を悩ませることも多いですが、食について学べるいい機会です。
食物アレルギーは成長とともに症状が落ち着いてくるケースが多いので、定期的に検査を受けながら上手に付き合っていきたいですね。