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子どものことを考え、お母さんも苦にならない方法で対応を選んでみよう
もう少し大きくなってくれば、お話しすれば しばらく他のことに集中しておれたり、少し待っておれるようになってくるのじゃが、まだ2歳。お腹が空けば待てなくてグズってしまうのも無理もないものじゃ。
方法としては、例えば常備菜をうまく活用して、帰宅してわりとすぐに夕飯が食べられるようにしてみてはどうじゃろう。
とはいっても盛り付けや温めなおしをしたり、プラスの料理を作っていたりすると、待ちきれずグズってしまうこともあるかもしれんのう。
パンやお菓子を途中で止められず・・とあるが、与えている量はどうじゃろう?大人でもそうじゃが、お腹が空いていれば、あればある分、どんどん食べたくなるものじゃ。
食事の前なので、お菓子は避けたいが、食事までしばらく時間がかかってしまうとき、補食としてパンやおにぎりなどを与えるときも、子どもの目の前にたくさん用意しないことじゃよ。
本来であれば料理がすべて食卓に並んでから『いただきます』をしたいものじゃが、子どもが待ちきれずグズる中、あと数十分で夕飯の準備ができそうなときは、夕飯のごはんを少し先に食べさせる・・という気持ちで、その分をおにぎりにして先に食べさせてあげるのも方法のひとつかもしれんよ。そうすることで、「今日も夕食をあまり食べてくれなかった」と子どもに対してやお母さん自身を責めてしまう気持ちも、少し楽になったりしないかな?
お腹がすいたとグズる2歳児に、ごはんができるまで我慢をさせるためには、誰かが一緒に遊んで空腹を紛らわせてあげることができればいいのじゃが、お母さんしかいない場合はそれもなかなか難しい。
子どものことを考え、お母さんも苦にならない方法で対応を選んでみるのがよいと思うよ。