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お子さんが使いたいのは“お箸”ではなく、お母さんが使っている物かも?
1歳8ヵ月になってくると認識できる世界も広がり、様々な物に対し自分でやってみたい!という気持ちが育ってくる頃ですね。お箸への興味もまさにその一つかと思われます。ですが、もしかするとお子さんの興味は“お箸”に向けられているのではなく、“お母さんやお父さんが使っている物”への興味なのかもしれません。
手の操作の育ちの面から考えるとフォーク→スプーン→箸の段階を踏んでいくことが望ましいため、今はできれば矯正箸や補助箸を使用してお箸の練習を頑張らせるよりも、フォークやスプーンをしっかりと操作できることの方が大切かと思われます。
しかし、せっかく使ってみようと思ったお箸を取り上げられてしまうとお子さんも悲しいと思いますので、使わせてみてもいいのですが、大好きなお母さんやお父さんの真似っこがしたい!という気持ちであれば、思い切ってその真似したい対象のお母さん達がお食事の場面でフォークやスプーンを使って見せるのもおすすめです。
※今回は、一般社団法人ぽけっと【臨床心理士】が回答しました。