Q

きらいなものでも食べさせたほうがいいですか?

トマトの酸味がきらいなのか、食事で出しても食べたがりません。もう出さないほうがいいのか、また出したほうがいいのでしょうか?
(1歳5か月・女児)

A

そのうち食べられるように、というゆったりした気持ちで接することが大切じゃ

「何でもよく食べる子に育ってほしい」という保護者や保育者の願いはいつの時代も同じなのじゃ。だたその思いが強くなると、「食べなさい!」「食べないと、これあげないよ」などの言葉がついつい出てしまい、子どもも「きらい!」という気持ちがより強くなってしまうもの。身長・体重が順調に成長していれば、好き嫌いにそんなに目くじらを立てなくても大丈夫、そのうち食べられるようになる、というゆったりした気持ちで接することが大切じゃ。ただし、好きなものが少ししかなくてそればかりを食べたがる激しい偏食の場合は、原因が何かを考えてみよう。食事の前におやつを食べ過ぎていないか、味付けやにおい、食感はどうだったかな、無理やり食べさせようとしていないか、など見直してみよう。トマトが出てくる絵本を読み聞かせしたり、一緒にプランターで育てたり、トマトが好きなお友達といっしょに食べるのもよい方法じゃよ。