A
一番いいのは、家におやつやジュースをたくさん常備しないことじゃ。
2歳ごろになると自分の食べたいものを『食べたい』という気持ちが成長してくるものじゃ。おやつやジュースのような、甘かったりしょっぱかったりするものは、子どもがよく好んで食べたがるもの。もしかしたら、おうちにおやつやジュースがあることを知っていて、余計にごはんでおなかを満たそうという気持ちにならないのかもしれんぞ。
2歳の子どもに、食べ方のルールを教えるのはなかなか大変なものじゃな。
一番いいのは、家におやつやジュースをたくさん常備しないことじゃ。あることを知ってしまうとやはり欲しくなるのは大人も同じじゃろう。
とはいえ、これまであったものが急になくなってしまうと、もしかしたらうまく切り替えられず、反発心ばかりを与えてしまうかもしれんのう。
例えばおやつは、“大袋ではなく、個包装のものを用意し、ひとつだけを見えるところに置く”“チョコレートやビスケットなど、食べておなかが満たされてしまうようなものは避ける”など、少し工夫してみてはどうじゃろう。
この時期は、ほとんどの母親が子どもの食事に悩むころじゃ。
もう少し成長してくれば、ごはんをしっかり食べる、ということも理解できてくるはずじゃよ。