5月△△日
△△年前の今日、お母さんは、お腹を痛めてわたしを産んでくれた。
自分も出産を経験しただけに、当時どんな思いだったか、改めて考えさせられる。
いつからか年をとることが憂鬱に感じはじめてきたけど、来月誕生日を迎える〇〇(長女)のことを思ったら、誕生日を嫌がるなんて、おかしなことなのかも、と思い始めた。
だって、〇〇に『誕生日なんてこなければいいのに』なんて思ってほしくないから。
今日は私の誕生日であり、〇〇の11か月の誕生日でもある。
〇〇が元気に11か月の日を迎えられたことを嬉しく思う。
きっと1歳の誕生日はもっと、おめでとう!と思うんだろうな。
私の両親も、周りの人たちも、きっと私の誕生日のとき、そう思ってくれてたと思う。
2歳になり、3歳になり、10歳になっても、きっと毎年おめでとう、元気に育ってくれてありがとうって思うと思う。
それが、ある年齢を超えてから、急に祝えなくなるはずがない。
おめでとうの気持ちは変わらないと思う。
今年は自分が新しい命と出会って、はじめての誕生日。
なんかしみじみと考えてしまった。
誕生日はお祝いしてもらえる日でもあるけど、生んでくれたことに感謝する日、そして、これまで私を支えてくれている、周りの人たちに感謝する日だと改めて思う。
ひとりでは生まれてこれなかったし、今も生きていられないしね。
お母さん、ありがとう。
家族に、ありがとう。
友だちに、ありがとう。
関わるいろいろにありがとう。