保育園ではその日の乳幼児のメニューの食材を使った取り分け離乳食が基本です。
今回は、小松菜とひじきを使った離乳食をご紹介。この日の乳幼児メニュー「小松菜とひじきのおひたし」から取り分けています。
離乳食でほうれん草や小松菜などの葉物野菜を使うときは、茎の部分は使わずやわらかい葉先を使います。使わない茎の部分は捨てるのではなく、大人の分も一緒に作るつもりで一気にゆでて、その中からやわらかい葉先を離乳食に使う、と考えるといいですね。
一緒に使われているひじきはカルシウムや食物繊維などが豊富です。ただ、食物繊維が豊富ということで、とうもろこしやきのこ同様、うんちにそのまま出てきてびっくりされる食材のひとつです。まだまだ消化器官が未熟なので、そのまま出てくることがあっても一部の栄養は吸収されているので大丈夫です。機嫌もよく、体調に変化がなければ心配いりません。やわらかく煮て、食べやすい大きさに刻んで使ってあげましょう。